★『絵巻水滸伝』WEB版予告編・14★
お待たせしています『絵巻水滸伝』第二部の再開に向け、WEB版の予告編で第一部を振り返ってみましょう。この予告編はWEB上のみに掲載され、順次、消えていったため、見たことのない方も多いのではないでしょうか。数々の名文に彩られた“幻の予告編”、どうぞお楽しみください。※各回の回数については、単行本化にあたって再編成をしているため、WEB版と実際の回数には違いがあります。『絵巻水滸伝・第十五回 北斗之党』 風を起こし雨を呼び、龍となりて雲にのぼる、眼光鋭く、狂熱あり──。 反骨の道士”入雲龍”公孫一清、参上。 白皙痩身、書は万巻に通ず。知恵多き星、“今孔明”の称あり。──“智多星”呉用。 海を乱し江を翻し、浪を衝く──。石碣村の漁師“阮氏三雄”。 そして、“赤髪鬼”劉唐もまた、晁蓋という人物の豪気と男伊達に、次第に惹かれてゆく。 かくして、“托塔天王”晁蓋のもとに、七つの星が集まった。 ──“北斗の党”である。