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西忍寺への道　７

フィッシャーマンズケープの道路を挟んで向かい側に「道の駅　風の丘米山」があります。
ここはすごく眺めがいいです。「福浦八景」とよばれているそうです。
晴れた日には佐渡島も見られます。
それだけではありません。
ここには４つのコレクション館があります。

一つ目は「昭和の懐物ランドこどもの時代館」。
これは、私の年代にはたまらないですね。
昭和３０年代からの古くて懐かしいヒーローもののおもちゃや、その時代に流行ったグッズなんかが大量に展示されています。いつまで見ていても飽きない。
ここは中年男性のオアシスと言ってもいいでしょう。

二つ目は「娯楽の家」。
日本各地の郷土玩具がとりそろえてあります。
とくに人形が多かったかな。
みんなそれぞれその地方ならではの素朴な味わいがあります。
とにかく大きいものから小さいものまでい～～～～～～っぱいあります。

三つ目は「黒船館」。
ここには版画とか錦絵が多く展示してあります。
文明開化の明治時代初期のころの庶民の生活の様子とか、黒船とかペリーの肖像画とか、あと西郷どんの絵もありました。
なぜかペリーの顔と西郷どんの顔が似ていたのが印象的でした。
あと他の西洋人の顔は、ほとんど化け物か鬼のようでした。
当時の人たちには、そう見えたんでしょうね。

四つ目は「同一庵藍民芸館」。
ここには藍染めをしてある着物とか小物、陶器などが展示してあります。
藍染めの上り旗のようなものが館内の中央に転じされています。
藍染め、藍色の魅力をいろいろな作品をとおして充分に堪能できます。
もっと身の回りにこんな味わい深い藍染めのものをおけば、気分もリラックスしておちついた時間が過ごせるような気がします。

このように「米山フィッシャーマンズケープ」「道の駅　風の丘米山」と、この地域は見どころ満載です。家族で行ってもカップルで行っても充分楽しい時間を過ごせるでしょう。

それはさておき、私は国道に再び出て先を急ぐことにします。

国道に出るとすぐに米山大橋です。
赤い橋です。
遠くから、海や山を背景にして眺めるととてもきれいな橋です。
とくに高速道路からの眺めはきれいですね。
この橋を渡るときは、海の眺めがいいですね。
先ほど紹介した「福浦八景」の眺めは最高です。
しかし、わりと欄干の工事をしていたり、何かの補工事をしていたりするので、渋滞の原因になることもしばしばです。

今日はこのへんにしておきましょう。

みなさん、よいクリスマスを！