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カテゴリ:エッセイ
みなさん、宮本武蔵の自画像って見たことありますか?
大刀と小刀をそれぞれ左右の手に持ち、だらりと腕でぶら下げている。 そして、黒目が小さく、冷酷な表情。 そんなところに目が行きがちですが、踵に注目してください。 「武蔵の踵はデカい!」 足の指とのバランスを考えても、確かにデカいのです。 これは、彼が踵重心で立っていることを表しています。 常に踵に重心が落ちているために発達してきたものと思われます。 五輪書にはこう書いてあります。 「剣術において、歩くときはいつもと変わらないように歩きなさい。 踵をしっかりと踏むようにあるくべし。」 いつもと変わらないように・・・・・と言いながら、踵をしっかりと踏む ようにと書いてあるわけですから、彼のいつもの歩行は、踵で地面をしっかりと 踏んであるいているということになります。 武術において、踵重心であるということは大事なことだと思っています。 つま先重心だと、どうしても足首のバネが働いてしまうので、動きが2拍子に なってしまう。 踵重心なら、そのまま踵がゴロンと倒れていくだけですから、一拍子で済む。 こういった動きは、速くは見えないが、実際には速い。 しかも踵重心でいると股関節が折れ曲がりやすくなり、その分、腰を伸ばした まま移動できる。 すなわち腰が据わったまま移動ができるのです。 そうすれば、重心が安定して刀の刃先がぶれない。 相手を斬りやすくなるのです。 武蔵の強さの秘密は、踵にある! そんなふうに考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.11 18:31:20
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