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テーマ:レンタル映画(835)
カテゴリ:映画
今更ながらオーソドックスなラブストーリー。
[cast] デミ・ムーア(モリー)・・・サムの恋人。陶芸家 パトリック・スゥエイジ(サム)・・・銀行員。 ウーピィ・ゴールドバーグ(オダ・メイ)・・・インチキ霊媒師。母、祖母が本物の霊媒師でその血を受け継ぐ。 トニー・ゴールドウィン(カール)・・・サムの親友。サムと同じ銀行に勤める。 [director] ジュリー・ザッカー [story] サムとモリーは、同棲生活を始めるが、幸せの絶頂でサムが暴漢に襲われ死んでしまう。 サムの親友カールは悲しみに打ちひしがれるモリーを励まし、支えていた。 一方でサムは、天国にも行かず、幽霊となってモリーを見守っていた。 そんな中、モリーに危険が近づいていることを察知したサムは、霊媒師オダ・メイの力を借りて必死に、モリーに警告を 送ろうとするが・・・。 [comment・ネタバレややあり] アカデミー賞(作品賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、作曲賞)受賞作。 作品賞、脚本賞を取っているだけあって作品全体を通してとてもよく出来ていた。 正直古典的な作品で心動かされる作品は少ないと思っていたけど、この作品は別格。 といっても、他のレビューのように感動して涙が・・・ということでは全然なし。 クライマックスのサムとモリーが愛を確かめ合うシーンで本来泣けるんだろうなぁとは思うんだけど、前後の繋がりを見れば、 幽霊化して(かつ自在に物を動かせる能力を身に着けて)無敵化してしまったサムが、更なるピンチに陥るために一時戦闘不能 になる→そのために、W・ゴールドバーグに憑依する(憑依することで一時的に戦闘不能になる伏線は確認済み)→そのためには ラブシーンが必要、という流れが見えていたから。 ただし、いきなりこの流れに持っていけば唐突過ぎる。そこである程度自然にラブシーンに持っていくのが肝要。 この映画は、その流れが秀逸で、サスペンスメインでおまけにラブシーンではなく、しっかりとラブシーンとサスペンスがバランスよく 両立している。(だからこそ、このシーンで号泣できるわけだ。) この映画の醍醐味は、実は、ラブストーリーではなく、サスペンスだったのだと思う。 恋人に魔の手が忍び寄っているのに、幽霊である自分は有効な手を打てない。やっきになって霊媒師を使えば裏目に出る。 モリーは犯人とは知らずカールに相談を持ちかけ、手の内を明かしてしまう。 この辺の駆け引きが絶妙なのだと思う。 シンプルながら、隙のない出来。達人の舞や形をみているような安心感。 一方で、他の人が感動するサムのモリーへの献身に反応しなかったのは、サムがカールを追い込む理由にサム自身の復讐が含まれていたから。 「親友だったのに裏切るなんて、ヒドイ奴だ。」 そんな動機で、感情的に、また冷酷にカールを追い込む姿は、その後どんなに取り繕ったって賞賛は出来ない。 自分の涙腺のツボにはまるのは、ただひたすら愚直に相手のためだけにわが身を削る姿なのだろう。 例え目論みどおりいったとしても、自分にはなんの賞賛も与えられない、相手にも伝わらないかもしれない純粋な献身。 その辺が、変に俗物的というか、結局報われるために(自分自身のために)活躍しているサムを見ていると感情移入 できなかったのだと思う。 [point] cast ★★★☆☆ hiroine ★★★★★ story ★★★★★ visual ★★★☆☆ music ★★★★☆ メインテーマはやっぱええ inpact ★★★★☆ total ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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