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酔生夢死

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2008年03月15日
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カテゴリ:コミック
コミかるで借りた作品シリーズ

~新説~と銘打ってあるだけあって、原作とは違う解釈をしているのだろうが、それよりも映画版との違いがすごい

原作の宮部みゆきファンとしては映画化されれば見に行かねばと出張ったが、宮部作品らしい重厚さというよりは、家族連れで安心して見られるアニメ作品という意味合いのほうが強かった

それが、漫画版を見てやっぱり宮部みゆきはすごいと再認識

映画版は、やはり子どもを対象として再構成する過程で、内容を8割方削っている感じ

それならそれで設定だけ使って別物かっていうとそうでもなくて頭とお尻だけ強引につなげてなんとなく誤魔化しおおせたような

それでもそれなりに作れてしまうところは製作者の腕なのだろうけど、「ブレイブストーリー」の中身はほとんど削ってしまった

ビジョンとは何なのか?

旅人が送り込まれる理由

そこで画策されていた陰謀

ハルネラ、シュテンゲル騎士団のバトル

あまりに多くのことを削ってしまったがために、主人公ワタルは子どもっぽい理由でまるで遊園地のアトラクションで遊ぶがごとくビジョンに干渉してしまったことになっているし、ビジョンが崩壊する理由も実ははっきりしていない

その辺を原作では丁寧に描写しているらしきことが分かっただけでも読んだ甲斐があった

そうなると宮部みゆきはどんな読者を想定してこれを書いたのだろう?

設定は子供向けだけど、量といい、描写といいジュブナイルではなさそうだし、大の大人を相手にしている割には設定は確実に子ども向けだよなぁとか

結局は、子供時分に戦隊ものとかにはまって今は大人になった世代や、幅広くゲームをやりこんでいる世代とか(RPGとかファンタジーもののシナリオとしてはかなりの上物だと思うし。)がターゲットだろうか

とりあえずは、幅広く活躍している宮部先生に感服な一作なことは間違いない









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最終更新日  2008年03月15日 22時46分11秒
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