2009/11/14(土)09:58
アンタッチャブル #5
巻瀬の家で殺害されていたのは巻瀬ではなく、巻瀬(妹)
巻瀬(妹)は、姉からの依頼により部屋の掃除に訪れていた
不可思議なのは、妹が来ることが二人しか知らないはずなのに犯人に伝わっていたこと
同じころ二人しか知らない秘密でも第三者が知る方法があると公言する探偵(中村獅童)が現れる
盗聴器のスペシャリストである楠田は依頼してきた芸能人宅から盗聴器を発見
ついでに巻瀬の家からも盗聴器を発見し、城之内の関与を匂わせる
城之内は、世界的な環境保護団体に所属しており、そこには前回の立てこもり犯も関与していた
遼子は、盗聴された芸能人の秘密を暴露したとされる占い師を尋ね、自らの親の死ついて、真実を言い当てられる
その後、占い師マーサから運命の人と言われた楠田にのめりこんでいく
鷹森はマーサと楠田の共謀を疑う
城之内は、自身の疑惑について、環境保護団体からは脱退したこと、立てこもり犯は説得したが力及ばなかったことを釈明する
楠田と城之内の主張が食い違い、楠田を信じる遼子と城之内を信じる鷹森は仲たがいする
遠山からの依頼で巻瀬の様子を見に行った遼子たちはそこで楠田から襲われる
間一髪で兄洸至が到着し、楠田を射殺
マーサも自殺し、真実は闇の中へ
今回は、募金振興会の子会社・ラボネイチャリングの暗躍の話
盗聴器のプロ・楠田が情報を収集し、占い師マーサがその情報を使って金を稼ぐ
二人が幹部を務めるラボネイチャリングが国政への参加を志し、バックには募金振興会の存在が・・・という筋立て
いくつかツッコミどころはあるが、今回は前回に続き、城之内氏がどちら側の人間なのか
また、名無しの権兵衛の立ち位置がどこにあるのか
新たに怪しげな動きを始めた兄洸至と盛りだくさん
最終的には主要メンバーがほとんど敵側に属してそうでちょっと興味を削がれる
今までの話の中で、募金振興会を追い詰めようとした動きがあったので、その辺との整合性(特に遠山と名無しの権兵衛)が取れるのかどうか
[今週のツッコミどころ]
・敵味方の関係性がよくわからなくなってきた
・盗聴器の受信電波が検出されずって・・・盗聴器の受信電波って何?盗聴器が無差別に発信した電波を受信機が拾うだけで、受信機は"受信"機なので電波は発してないと思うのだが
・政治の世界に参入するために悪に手を染めるってなんか本末転倒だなぁ
今度の件がどこかから漏れればすぐ破滅してしまうのに
・記事が出た後で巻瀬に殺害指令を出さねばならない理由は何か?
・募金振興会というキーワードを見つけてきたのは国民ジャーナルの遠山のはずで、盗聴器やらなんやらでそのことは分かっているはずなのに、遠山がノータッチなのはなぜか
・名無しの権兵衛=編集長説はわざわざ三流誌に有力情報が流れてくるあたりから説得力のある説だが、名無しの権兵衛=楠田に殺人依頼はいただけない
編集長なのだから遼子が勝手な記事を書いたら掲載しないだけですむ