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カテゴリ:書籍 真保 裕一
遅ればせながら「外交官 黒田康作」シリーズの映画版の原作「アマルフィ」をチョイス
本来は脚本も真保が担当したらしいのだが、映画の出来を見てクレジットから名前を外してほしいと要請したとかしないとか ストーリーは出世の階段を踏み外した外交官黒田康作が、外務事務次官の後ろ盾を得て、というか使い走りとして急きょ決まった外務大臣のイタリア訪問の警備を取り仕切るため、イタリア大使館へ飛ばされる そこで、イタリアを訪れていた母子の誘拐事件に遭遇し、その解決のために奔走するうち、もっと大きな事件に巻きまれて行くって感じ 真保作品でいうと「ホワイトアウト」を彷彿とさせ、外交官=公務員という構図で見れば、デビュー当時の「小役人三部作」に通じるものもあるのかもしれない 最近、ジェフリー・ディーヴァーにはまってるんだけど、アマルフィも何層にも仕掛けられたトラップが発動し、最後に真相に到達する爽快感は◎ 映画の予告やら今やってるドラマ「外交官 黒田康作」を見ちゃってるので、黒田康作=織田裕二でばっちりイメージしちゃってるけど、テレビ版の黒田ほどスーパーマンではなくて、もっと人間くさい感じがする。 まぁ、織田裕二は「ホワイトアウト」でも主演してるし、この作品なら織田裕二が主演で正解だったと思うし、「踊る」の青島刑事とそん色ないくらいの当たり役になってほしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月11日 11時30分10秒
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