「オベリスク」 ハワード・ゴードン
[登場人物]ギデオン・デイヴィス・・・米大統領特使。交渉人ティルマン・・・ギデオンの兄アブ・ナシル・・・テロリストアール・パーカー・・・ギデオンたちのおじで大統領補佐官[物 語]コロンビアでの難しい交渉を成功させ、国連総会でのスピーチを終え、人生の絶頂を味わったギデオンは、その余韻も冷めやらぬうちに大統領から特命を受ける東南アジアの小国、モハン・スルタンでテロが発生し、世界最大級の海上石油採掘基地"オベリスク"がテロリスト・アブ・ナシルに占拠されたアメリカに残された時間は48時間アブ・ナシルと交渉できるのはギデオンのみなぜならばテロリスト・アブ・ナシルの正体はギデオンの兄ティルマンだからだった衝撃の事実を知らされたギデオンはさっそく現地に飛ぶ[観想的なもの]巨大な建造物とテロリスト、それに挑む男女ということで、インディ・ジョーンズやダイ・ハードシリーズ的なわかりやすいお話一応一転、二転と捻ってはあるが基本的には流れに身を任せて読み進めればいい映画向きかも。