昨日、水野仙子ゆかりのHさんのお宅に事後報告をしに行きました。
マンガに描いちゃいました、お許し下さい…と、お線香を上げさせてもらいました。
奥さまも須賀川の方なので、須賀川のことなどを話し、楽しいひと時を過ごしました。
「仙子さんが、松明あかしについて書いたものが、出てこないんですよね」と私がいうと、奥さまが、こう言われたのです。
「書きたくなかったのかもしれませんよ」
あっ‼と思いました。
服部家で、須田家に仕えていた。だからこそ、二階堂氏に思い入れがあるからこそ、落城を彷彿させる松明あかしには、こだわりがありすぎて、書けない。…ということは、あり得るかもしれない。
明治時代にはまだ、生々しい想いを持っていた人たちがいたのだから。
続けて、もし仙子さんがもう少し年を重ねていけたら、書いてくれたかもしれないのにね…と、二人で残念がりました。仕方のないことですが。
奥さまの意見に、目からウロコでした。