2008/12/30(火)02:45
もー大変!
今晩は。独酌です。
皆さんは年越しの準備はお済でしょうか?
独酌はまだ殆ど手を付けていないので大晦日までバタバタしそうです。年賀状も元旦には届かない人も出そうな・・・まあ、元来「年始の挨拶に伺えなかった家への詫び状」が年賀状だから松が取れるまでに届けば良いさ・・・と開き直りボチボチと年賀状を書いてます。
昨日UPした画像を見て、独酌が書いた水墨画と勘違いをしてる方がいるようですが、残念ながら独酌にはこのような芸術的なセンスはございません。
図鑑に載せるような精密画なら描けるのですが、美的にデフォルメしたりは出来ません。来年の干支は「丑」だから、こんな雰囲気で作ろうかな・・・と目標を掲げただけです。
ただ、厳密に言えば墨絵に描かれた動物は「丑」ではなく「水牛」なんですけどね。
偶蹄目・反芻亜目・ウシ科までは一緒ですが、その先の分類が【スイギュウ属】と【ウシ属】に分かれます。
水牛はその名の通りに水辺や湿地帯での暮らしに適した体の構造をしているので水田が多い東南アジアでは重要な労働力となっています。
また普通の牛より粗末なエサでも肉や乳が採れるので貴重な食料にもなってます。ウシ科の動物の乳の中で一番「乳脂肪分」が高く各国でチーズの原料にされていますね。
イタリア・カンパニア州は名産地
本物のモッツァレラには【Mozzarella di Bufala】と必ず記されています。【Bufala:ブーフラ】がイタリア語で「水牛」です。
角も印鑑や工芸品の材料に使われ、皮もまた靴や鞄にと・・・これ程までに役に立つ動物なのに牛天国のインドでも「神の使い」としては扱われません。
何か可哀そうな気がしますね。それでも東南アジアの暮らしに欠かせないので昔から絵画などの題材になっている訳です。
普通の牛はと言えば、用途はこの2種類に限定されてます。
水牛と違ってエライ手間隙をかけなくては美味しい「霜降り牛肉」は出来ません。
「乳牛」と呼ばれるように乳絞り専用の品種がたくさん作出されましたが、水牛並みの乳脂肪分は未だに無理なようです。
・・・あともう一つの牛の使われ方を忘れてました。
「闘牛」がありましたね。
「もー 怒ったかんなぁー!」
「もー 本気だかんなぁー!」
牛同士が同じ条件で戦う闘牛には何の文句もありません。
人間だって同じような事をやってますからね。
それと違ってコチラの闘牛は宜しくありません。
他国の文化を一概に非難するのは程度が低い人間のする事と弁えているつもりですが、独酌にはこれがスポーツには見えません。
人と牛がお互いに体だけで戦うのなら文句は言いません。
武器を使うのであれば、一方的な殺戮です。
たまにそう一方的でない場合もあるらしい。
この後、怪我をした闘牛士は近所の寺院に運ばれて療養生活を送る内に信仰に目覚め、以降は態度を改め動物愛護の活動に励みましたとさ・・・
「牛に轢かれて善光寺参り」
はい、ウソです。
ご存知の通り「牛に牽かれて善光寺参り」ですね。
独酌なんかより信心深い人が多い気がするんだけどなぁ・・・
血の気の多さは一緒かな、スペイン人。
来年に向けてちょっとは考えてみてくれないかな。
何で【緑豆】の連中は・・・あ、「豆」じゃなく「平和」の方か。
【Greenpeace】も鯨だけじゃなく牛も保護してみろよ。
出来るモンならね。
年末ギリギリまで仕事のオヤジに愛の手を!
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