2014/07/25(金)00:58
○×○=□(マルかけるマルは四角)
○×○=□(マルかけるマルは四角)
何のことか不思議なタイトルで、すみません。
割合での、記号の使い方です。
例題
たて:横の比が3:7である長方形があります。
この長方形の面積が336cm2の時、縦は何cmになるでしょう。
解説
よくある間違いは、以下の様なものです。
3×7=21
336÷21=16
16×3=48 答え 48cm
もちろん、これで7を出すと、16×7=112
48×112は、大きく336を上回ってしまいますから、間違いである
ことは、すぐ気づきます。
この程度の数字なら、具体的に数字をあてはめて出せば、なんとか正しい答えは
出せると思います。
ただ、しっかりした理解が必要なので、私は、子供たちに、次の説明をします。
○×○=□(マルかけるマルは四角)
この問題では、たては○3,横は○7です(○1は数字のマル1の意味です)。
すると○3×○7 という計算になります。
しかし、答えは○の答えにはなりません。
たてはcm、横もcm。つまり、かければcm2という違う単位になるから
です。
ここは丁寧にやる必要があります。
cmという単位は、2回かけているのですから、cm2となる訳です。
違う単位になりますから、答えの単位は○ではありません。
違う単位(□)になります。
基本単位は、○1×○1=□1 となります。
1cm×1cm=1cm2 といった感じですね。
○3×○7=□21
336÷□21=16 □1=16cm2
□1の、たて、横は4cm。それが○1。
○3=4×3=12
答え 12cm
この様に出しています。
こう書くと、結構まわりくどいですね(汗)。
なにかのヒントになりましたら以下をクリック頂ければ幸いです。
中学校受験 ブログランキングへ