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鹿の国から'24・・・・・・・・FP汀

鹿の国から'24・・・・・・・・FP汀

相続・事業承継編

静かな海

争いのない遺産の分割や、後継者問題、相続後の生活設計は、現状を分析した上で、早期にプランを設計することが大切です。
まずは、ご相談下さい。 ご相談の流れ

1.近県Bさん(開業医)の場合

【事実関係】
 Bさん(女医)はご主人を亡くし、皮膚科医院を経営。一人娘は結婚している。

【問題点】
 後継者もいないし、自分の老後生活が不安である。相続税も心配である。

【問題解決】
 皮膚科を継続してくれる医者を探した。相続税の試算もした。
 薬局もあったが医薬分業がよいかシミュレーションをし、分業にすることにした。

【結果】
 承継してくれる医者から家賃、営業権等の定期的な収入が入り、老後生活設計は安定した。相続税も保険と流動資産で払えることがわかった。


2.近県Tさん(農業・不動産賃貸業)の場合

【事実関係】
 Tさんには娘4人がいて、長女とその長男と同居している。奥様は既に亡くなっている。農地やアパート敷地を含め、多くの土地を所有しているので相続対策の相談を受けた。

【問題点】
 遺産分割でもめそうだった。
 相続税を試算すると3億円位で、納税資金が全く不足していた。

【問題解決】
 長女の長男を養子縁組し、一緒に遺言書の案を作成。
 残す土地、物納する土地を選択した。残す土地の活用プランも作成した。

【結果】
 ある日、突然当人のTさんが亡くなられたが、早めの納税設計に着手していたのと本人の遺言書の下書きがあったので、なんとか分割もまとまり、納税猶予や物納の手続がスムーズに処理された。

続く・・

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