朱雀ネコ屋敷blog

2009/04/21(火)11:27

お麩

NHKの生活ホットモーニングが京都特集だった。 午前中は自宅にいたのでなんとなく視聴してたら、錦市場の麩まんじゅうが取り上げられてました。 京都人にとって麩まんじゅうはお弁当に普通に入っている珍しくもなんともない食材なんですが、京都以外の人には珍しい食べ物なんだろうな~と生ぬるい目で眺めていたのですが、「普通のお麩はこれを焼いて乾かしたものなんですよ」とアナウンサーが言ったら、阿木燿子が「そうなんですか?知りませんでした!」と答えたのに目が点… いや、若い人は知らなくても不思議じゃないよ。 今じゃ生麩は京都しかないような言い方もされてるし。 でも戦中生まれの人が言うようなことじゃないよ? この人が若いころは普通に店先で焼麩を焼いてた世代の人だよ? どこでもお麩が食べられてた時代を生きてきた人だよね? 料亭でいただくお吸い物に入ったもちもちした物体を餅だとでも思っていたのかねぇ? そりゃ麩まんじゅうも珍しかろう。 大体、インスタントのお吸い物にも焼麩が入ってますよ。 若い人はそれをお麩ということを知らないかもしれないけど。 手焼 小花麩 30g ↑こういうのか、茶色い輪っか状の物が入ってますよね。 小料理屋のお吸い物には生麩↓が入ってることが多いですよね。   私は小学校の低学年のころには生麩も焼麩が同じ小麦粉のグルテンから作られた食品であることを知ってましたけどねぇ… 生麩 ↑これがスタンダードな生麩 棒麩 ↑これがスタンダードな焼麩。 焼麩は折れやすいので、カットしたものを袋売りさせれてることが多いけど、私はこの太い棒麩の味噌汁が好きです。 味噌汁の味がしみしみしていて美味しいんだよね~

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