|
テーマ:海運情報(44)
カテゴリ:個別株
おはようございます。すけです。 海運株について考えていこうと思います。 海運株は景気敏感株でコロナ禍以前は低迷していた株価もそれ以降は業績を伸ばし、今や高配当株になり最近のニーサの投資ランキングでも上位に上がる程です。 もちろん景気に左右される局面が大きいためトランプ関税の影響を受け-10%以上とめちゃめちゃに下がりました。 ただ海上輸送量は物流全体の約7割を占め、特に日本は島国なため需要は大きく世界中のサプライチェーン(供給網)の中心的な役割を担っていますし、運ぶものの種類も様々になっています。 クルーズ船などの人を運ぶものだってありますし、船を売買したりリースで利益を得ている企業もあります。 代表的な海運株といえば日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の3社ですが、その3つの企業でも違いがあります。 日本郵船は海陸空にまたがる総合物流企業で、物流サービスを最適化するだけでなく、部材・部品生産から、配送までを総合的に管理し、物流全体の最適化を図ってます。航空を持っているのは日本郵船のみです。 商船三井は140年以上の歴史がある海運のスペシャリストで運航隻数は世界2位です。エネルギー資源について他の2社より強みがあります。あと土地なんかも持っているためその売上も出ています。 川崎汽船は日本三大海運では唯一の非財閥系企業でそのため新しくチャレンジしてここまで大きくしていった形です。他の2社よりも現金での保有率が高いためフットワーク軽く事業展開することもできます。 また2017年3月に3社が共同出資しOcean Network Express社(ONE)を設立しました。 持ち株比率は日本郵船38% 商船三井31% 川崎汽船31%となってます。 決算発表日は商船三井4/30、川崎汽船5/7、日本郵船5/8となっております。 訪問いただきましてありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[個別株] カテゴリの最新記事
|