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スケオタのブログ

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2023年10月27日
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カテゴリ:医療


やがて訪れる“最期のとき”に落とし穴があった。兵庫県在住の川田里美さん(仮名・60才)は4年前から母親を在宅介護してきた。母と介護生活でどんなことをしたいか、そして最期をどう迎えたいかなどを話し合ってきた。しかし今年の8月、やってきたそのとき、とっさに取った自分の行動を悔やんでいる。

「最期を自宅で看取るつもりで在宅介護を続けてきたのに、母が急変したときに慌てて救急車を呼んでしまいました。母は病院に搬送され、延命治療の末に入院先で息を引き取りました。“家で死にたい”という願いを叶えることができず、ずっと後悔しています」

 悲劇を回避するために、森田さんは親と意思疎通が取れるうちに、施設への宿泊や訪問を組み合わせた小規模多機能型居宅介護と、在宅医の両方と契約しておくことを推奨する。

「ギリギリまで本人の要望を聞くことができますし、小規模多機能型居宅介護なら“風邪をひいたので今日急に預けたい”という状況にも対応してくれます。

 また、在宅医がいれば急変したときも対応してくれます。例えば、高齢者が重症化しやすい肺炎になっても入院を避けられる。在宅医と契約していれば自宅で薬をのめますし、点滴もできます。もちろん本人が延命治療を希望するなら救急車を呼んでもいいですが、最期は自宅で親族に見守られたいというかたは多いと思います。在宅医がいるとその願いを叶えられます」

「ホームページで訪問診療をうたっていても、実際には外来診療がメインで訪問診療に当てているのは1週間に1日だけとか、夜間や休日の対応はしないというクリニックがあります。容体が急変しても医師がすぐに来てくれず、親や配偶者を苦しませてしまうこともゼロではありません。しっかり調べずに、医師に“がんばりましたね”と言われながら穏やかに亡くなるというイメージだけを持っているのは危険です」(石川さん)





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Last updated  2023年10月27日 12時16分24秒
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