ある飲食店店員のゼンシン日記（むつみ屋東松山店＆上福岡駅前の串屋横丁）

年度末、別れの時期でもある。

串屋のバイトの侑太とも別れの時期がすぐそこまで迫っている。


むつみ屋と串屋でもう何十人となく若いバイトスタッフと

仕事をさせてもらった。

いろんな人がいるしいろんな経験をこちらがさせてもらってる。



この三月で別れが決定しているスタッフは侑太だけじゃないけど

侑太は就職して赴任先が大阪に決まったので

まず今後は会うこともないだろうと思う。

だから今日は侑太のことをちょっと書いてみる。


侑太とはもう四年近く一緒に仕事したことになる。

先日スタッフだけで送別会を開いたのだが、

私は「面接をストッカールームでやったのを覚えている」と言った。

彼は「よく覚えている。一日で辞めようと思った（笑）」と言った。

それがむつみ屋だけじゃなく、二軒目の串屋のオープンまで

手伝ってもらった。引越しまでして。


あの馬鹿はブログを見ることもないので

私が彼のことを日記に書いていることも知らない。だから

たくさん悪口を書いてやる！




あんなに覚えが悪いヤツは見たことがない！

あんなにデリカシーがないヤツは見たことがない！

あんなに私の忠告をきかなったヤツはいまだかつていない！




バイトスタッフをひっぱたいたことはたくさんあるけど

手加減して二割くらいの力ではたく。


でも侑太には八割位の力で蹴りを入れたと思う。

一応キックボクシングのジムに

熱心に通っていたこともあるので、結構痛かったはずだ。


でも辞めなかった。


まぁ、そんな調子でつい先日も叱った。

本当に頭にくるヤツだ。



そんな侑太と仕事するのもあと二日だ。

そう思うと、寂しいよ。

色々な思い出が浮かんでは消えて行く。

串屋で君のバイト人生が終わるね。


オープン前日、というか当日まで

天井の藁を束ねて載せていったことが懐かしいね。

本当にオープンできるのかな？と思ったよね。

今じゃ笑い話だ。


たくさん叱ったけど

君のためになったのだろうか？

少しでも君の人生の糧になってくれれば幸いです。



お客様からも愛されていたね。

感謝の気持ちは忘れずに、串屋と仲間達をいつまでも

大切に思ってくれ。


今日と明日。

一緒に仕事するのが嬉しいです。

楽しませてもらうよ。