はしかはしか(麻疹)第二種学校伝染病 : 解熱した後3日を経過するまで出席停止原因 : はしかウイルスの感染 かかる時期 : 母体免疫が切れる生後10ヶ月以降から(一度かかると二度とかからない) 潜伏期間 : 10~12日間 症状 : ・高熱が出て鼻水、せきなどの風邪症状、目やになどで始まり、次の3段階で進行する。 1、カタル期(3~4日): 37~38度の発熱、せき、くしゃみなどの風邪症状、結膜炎になる。 2、発疹期(4~5日): 熱は少し下がった後、再び40度近くあがり、発疹が出る。 発疹は首→顔→胴→手足の順に全身に広がる。 口の中や頬の内側にできる白いブツブツが特徴で、コプリック斑といわれる。 また上半身の発疹は1つ1つがくっついて大きな斑点状になる。 3、回復期(3~4日): 発疹が全身に広がると熱は下がり、せきも軽くなる。 また発疹はだんだん褐色になり1ヶ月もするときれいな皮膚に戻る。 治療 : ・症状は重いですが、ウイルス性の病気なので特別な薬はありません。 ・解熱剤や咳止め、細菌感染による合併症を防ぐために抗生物質を飲ませます。 ・病気の経過を見守りながら、症状に対するケアをしていきます。 家庭でのケア : ・高熱が出るので脱水の予防に水分をこまめに補給しましょう。 ・全身症状が強い病気なので、お母さんがそばにいてあげて、 室温など環境を整えてあげましょう。 ・口の中に発疹があるときは食欲が落ちますが、スープや果汁、プリン、 茶碗蒸しなど、のど越しの良いものを食べさせましょう。 ・不機嫌で食欲はないことが多いので無理に食べさせる必要はありません。 ・お風呂は熱のある間はひかえ、下がって発疹が乾けば、こすらず シャワーで流す程度ならよいです。 ・病後は無理をさせないようしばらくは家の中で遊ばせましょう。 注意事項 : ・発熱した時から発疹が出て5日くらいが感染力が強くうつしやすい。 ・肺炎、脳炎など合併症を起こしやすいので、予防接種が大切。 ・特に保育園に入る場合は、その前に受けておきましょう。 子供の病気症状別チャートに戻る 学校伝染病に戻る ジャンル別一覧
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