B型肝炎B型肝炎原因 : B型肝炎ウイルスの感染 感染経路 : ・感染経路はB型肝炎を持った母親からの分娩の時に子どもにうつる(母子感染) ・父親や家族や友人、ウイルスに汚染された血液の輸血や性的行為などでの感染(水平感染) ・原因不明のこともよくあり、特に子どもの場合は原因不明のことが多いとされる 特徴 : ・このウイルスは、体に入ると肝炎をおこし、長く肝臓にすみついて(慢性化・キャリア化)、 肝硬変や肝臓がんをおこす。 ・毎年約2万人がかかり、非常に感染力が強いウイルス。 症状 : ・肝炎になると疲れやすくなって黄だんが出る。 ・ただし症状はごく軽い場合もある。 ・日本のB型肝炎ウイルスは、子どもの頃にかからない限り慢性化(持続感染・キャリア化) しにくいとされてきたが、最近は欧米で流行しているウイルスが持ち込まれており、 この場合は大人でも慢性化しやすいとされている。 ・急性に発病した肝炎が急激に非常に重い症状になることがある。 劇症肝炎と呼ばれ、生命が危険になります。 ・慢性化して適切な治療をしないと子どもでも肝硬変、肝臓がんへと進展する。 予防 : ・B型肝炎ワクチン(公費接種、不活化ワクチン)で予防する。 ・B型肝炎を予防するということは、肝臓がんを予防することにもなる。 ・母親がキャリアでないのであれば、生後2か月からヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルスワクチン との同時接種がおすすめ。 ・4週間隔で2回、その後20~24週経ってから1回の合計3回接種。 治療 : ・母親がB型肝炎キャリアの場合は、生後1週間以内に産科施設でB型肝炎予防用の免疫グロブリン を接種する(母子感染予防として健康保険で接種できる) 子供の病気症状別チャートに戻る 予防接種に戻る ジャンル別一覧
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