おすすめのお花見スポット
春だ!(みぞれを見ながら)全国的に寒気が流れ込んでいるとのことですが京都でも昨日、今日と雪やみぞれが降っております。せっかくの休日に走れなかったり通勤でひどい目に遭っておりますが、こういうときは「桜が咲く前で良かったなあ」と思うと少し幸せになれます。というわけで今回は「京都:ロードバイクでのお花見スポット」をご紹介したいと思います。①京奈和自転車道(通称サイロー)嵐山を起点に八幡市、京田辺市などを経て奈良、和歌山港まで続く全長180kmのサイクリングロードです。起点の嵐山からして桜並木があり、中継地点の「さくらであい館」は石清水八幡宮と並んで有名な背割堤の桜並木があります。…が、嵐山も背割提もこの季節は地獄の人出。私が走るのは水曜日という恐らく最も人が少ないであろうド平日ですらそう思うのですから、週末は両スポットは遠巻きに眺めるだけにしましょう。(そもそも中継地点としてサイクリストに開放されている「さくらであい館」は桜の時期だけサイクリスト立入禁止になります)しかし比較的人の少ない桂大橋~八幡、八幡~京田辺あたりには素晴らしい桜並木が点在しており見ごたえは十分。サイクリスト以外にはあまり認知されていないので京都に住んでいて見たことないという方はぜひサイクリングにチャレンジしてみてください。ひたすら平坦なのでロードバイクでなくても大丈夫です。枚方や高槻からも近いのでその辺りにお住まいの方もおすすめです。②玉川堤の桜並木京都府の南端あたり、綴喜郡井手町にある玉川の桜並木です。川の両岸に並ぶ圧巻の桜並木をゆっくりと満喫できます。アクセスの良さ(JR京都奈良線、京都駅から30分)、桜の見事さにも関わらず満開の時期でも人は少ないです。京都の中心部から30kmという絶妙な距離、周辺に観光施設や飲食店がほとんど無いという立地が人を遠ざけているのでしょうか。私もロードをやっていなければ恐らく立ち寄ることなく一生を終えていたような気がします。純粋に桜が見たい、きれいな写真が撮りたいという目的ならここが一番でしょう。③七谷川・和らぎの道の桜正直なところ京都市民からすると陸の孤島感のある亀岡市(失礼)ですが、京都のロード乗りにとっては嵐山から六丁峠、越畑に抜ける定番の峠ルートがあるため亀岡は親しみのある場所です。この七谷川の桜は丹波随一の桜スポットと言われていて実際見事な桜が楽しめます。駅から絶妙に遠いため電車ではアクセスが悪く、一般客はなかなか足が向きにくいですがロードバイクならむしろ好材料です。亀岡郊外の田園地帯は京都市内ではまずお目にかかれない、交通量の少ないひたすら真っ直ぐの道路などがあって自転車乗りには楽しい場所ですよ。というわけで今日はこの辺で。次回はポジションのお話をしたいと思います。お読みいただきありがとうございました。