3780146 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

スキルス胃癌 サポート

スキルス胃癌 サポート

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひろりん-S

ひろりん-S

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

コメント新着

にこりん@ Re:ぐいぐい行くわ、腹膜偽粘液腫 10(07/02) 二度目のコメントです。 ひろりんさんも…
にこりん@ Re:ぐいぐい行くわ、腹膜偽粘液腫 10(07/02) ずいぶん前の記事に突然コメントしますが…
ひろりん-S@ Re[1]:何故あの時。。。(09/16) 名古屋の娘さんへ 大変ご無沙汰しており…
ひろりん-S@ Re[1]:何故あの時。。。(09/16) にこりんさんへ すっかりお返事が遅くな…
名古屋の娘@ Re:何故あの時。。。(09/16) ひろりんさんこんばんは 6年ほど前までお…

お気に入りブログ

政府の海外支援金を… winkiさん

MY HOME TOWN 多似夢さん
バレーボールチーム… まりの会HP管理人さん
純ちゃん’s House 純ちゃん1022さん
スキルス胃癌と闘っ… あり媛さん
2007年02月21日
XML
カテゴリ:癌告知
この病気の年代は幅広いですが、中でも私は30代、40代の患者さんと直接お付き合いする機会が多いです。
こういう年代の患者さんには、大抵小さいお子さん、もしくは未成年のお子さんがいます。
お子さんがいるからこそ、辛い治療にも耐えられる、いえ、耐えねばならず、とにもかくにも死ぬ訳にはいかない!!と、皆さん、思っています。
子供には自分が必要なのだから・・と。

では、お子さんの方はどう思っているのでしょうか?
愛する父親、もしくは母親が命がけの戦いを自分のためにしている・・・そんな時、お子さんはどう思うのでしょうか?
例え、小さくても応援したい、力になりたい、助けになりたい・・・そうは思わないでしょうか?

お子さんが未だ小さいからと、お子さんへは父親、または母親の本当の病気の話をしない方が殆どです。
何歳なら理解出来る、何歳以下なら無理というラインはありません。
だから、お子さんが何歳であれば伝えるべき・・・なんていう事は言えません。

ヒゲさんは、奥様がスキルスとわかった時、当時小5と中1の二人の娘に事実を告げました。
迷ったと思います、でも、ちゃんと伝えました。
母親が癌である事、長くは生きられない事を包み隠さず話しました。
お父さんは、絶対にお母さんの病気を治す事を諦めないから、おまえ達にも協力して欲しいと言ったそうです。

奥様が入院中、何度となくお見舞いに行きました。
大抵は、娘さん達も来ていて、下の娘さんが母親の腕に馬油を塗ってマッサージしているのを見た事があります。
ごく普通の家族の空気が流れていました。
病室という以外は、何も特別な事はありませんでした。
奥様は、自分がいなくなってからの娘達の成長期における、誰でも通る異性間の事を心配したようで、そんな性教育的な事を書き残していました。


midoriさんの中学生の娘も事実を知らされていました。
母親が体力を失ってからは、自ら重い荷物を持ち、midoriさんの体を抱えて歩いていました。
TDLの帰りに東京駅に見送りに行った時、中学生の娘はお土産や旅行バックを抱えて歩いていて、
私が持つから、かして
という、私の言葉に
じゃぁ、これお願いします
と言って、一番小さなバックを寄越しました。
もっと、大きいのを持てるから、その大きいバックをかして
そういう私に
大丈夫です、持てます
こう言って、ニコッって笑いました。

自分で出来る事は極力自分でする、どうしても無理な時は大人の助けを借りる。
これが、midoriさんの生き様を見てきた彼女の信条のようでした。

どのお子さんにも当てはまる訳では、ないだろうけど、事実を知ったお子さんは、やはり父親、母親の何らかの助けをしたいと、自然に思うもの・・・
その上で、考え、感じ、成長もするもの。
そして、子供であっても嘘は嫌なもの・・・

親の病気は出来れば、避けたいけれど、避けられないのであれば、必ずしも、親の病気が子供にとってマイナスばかりにもならないと、感じた出来事でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年02月21日 10時22分35秒
コメント(4) | コメントを書く
[癌告知] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X