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カテゴリ:患者さんとの交流
しばらくぶりの更新となってしまいました。
兎に角、メールの対応に追われる日々でして、 緊急連絡メール患者さんご本人からのメール新規のご相談メール こんな順番でお返事をさせて頂いておりまして、 通常の報告メールや、特に緊急性のない内容のメールのお返事は これまで通り5日前後のお待たせ状態です。 申し訳ありません そんな日常ではありますけども、 患者さんご本人からのメールは、私的には大歓迎なんです。 本当に嬉しいんです。 何をさしおいても、お返事したいって気持ちがふつふつしてきます。 今日はつい先日届いた患者さんからのメールにエールを送りたく、 彼女の話を書きます。 彼女は胃癌で40代の女性です。 友達になったのは、最近のことなんですけど、 彼女の方は、何年も前から私を知っていたようです。 2014年に胃癌の診断を受けてからずっと、 このブログはお守りのような存在だったと言ってくれましたから。 彼女の胃癌発覚は、 「実に珍しいスキルス胃癌」のジュンちゃんと 似ています。 最初に見つかったのは、卵巣腫瘍。 卵巣切除を行ってから約半年後に胃癌の手術でした。 この2回の手術時には、腹膜への転移は認められなかったのですが、 術後1年経過すると、腹水が認められ、 ここから癌細胞が検出されました。 抗癌剤治療を続けながら、経過観察が続きます。 画像上、異常個所が認められ、 あの手、この手の抗癌剤治療が続きました。 長期に渡り、安定していたのですが、 画像上で、顕著な増悪が認められ、体調も芳しくなくなり、 術後3年半が経過した今年の秋に、 米村先生のセカンドオピニオンを真剣に考え始め、 私にメールが届いたのでした。 彼女のこれまでの治療成績は、 沢山の症例を知る私からみても実に凄いですし、 素晴らしいと言えます。 でも、その治療は大変だったようです。 治療そのものも、辛いけど、 主治医からの言葉は、過酷な内容が多かったようで・・・ その内容を幾つか吐露してくれましたけど、 「励まし」 というより、 ある種の 「脅し」としか私には思えません。 私だって、現実は沢山知ってますから、 この医師の言葉は嘘じゃないことはわかります。 でもね、でもね、でもね・・・・なのよ 抗癌剤治療というのは、多くの患者さんにとって 苦労と苦痛の繰り返しです。 体も心も、おまけに財布も痛い治療です。 やりたくなんかないけれど、やらないと死んでしまう・・・ そんな強迫観念があるから、 己を奮い立たせ、何とかやっていく、そんな治療です。 言われなくったって、そんなことわかってる、 それでも、辛いからやりたくない気持ちもわかってよ 彼女は、そんな風に思いながら頑張ってきたんじゃないかしら そう思いましたね。 そんな中で、米村先生を受診。 ここで治療を受けよう、手術を目指してみよう。 そんな気持ちになり、次回の受診予約も入れました。 ですが、体重も激減し、体力の低下を否定できない自分がいたんですね。 今は、とても無理だと。 だから彼女は、予約をキャンセルする結論を出しました。 キャンセルの理由、それは 自分がキャンセルすることで、1人でも多くの人が 1日でも早く米村先生を受診できるようになれば良い そう思ってキャンセルしたのです。 元の場所で治療を続けます その為に、今は体力の回復に努めます 今、その彼女は体力回復のための入院中です。 ここは、主治医からの紹介された新しい病院です。 そこには、彼女の心を救う医師がいました。 今、私はこの先生のお陰で生きています ようやくめぐり合えました 理想の医療に こんなメールが届きました。 今、積極的な治療を受けている患者さん。 それは、こんな思いの患者さんのお陰かもしれません。 誰かが誰かを支えているのです。 元気になってね、 また、ちょくちょく近況教えてね、 美味しいパンを食べさせてね、 待っているからね、えぅちゃん 相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp 「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します 通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、 3日以上、経ってもお返事が届かない場合は お手数ですが、再度、メールをお送りください。 尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月19日 21時56分00秒
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