2007/12/28(金)21:09
喪のとき+ブラックフォーマルについて
12/11は私の母の生みのお母さんの命日です。
祖母が無くなったとの知らせを聞き、
これからも続くと思っていたおばあちゃんとの時間がなくなってしまったことが
信じられなくて呆然としました。
しかしっ!悲しさに浸る間もなく
とても現実的な問題にぶちあたりました・・・。
喪服です。
親近者としてお葬式に出るには
私の手持ちブラックスーツ(お仕事の面接用)はカジュアルすぎ。
あわてて『洋服の青山』に駆け込み試着しまくるもののどれもすっごく不恰好。
そんな時、アドバイスを求めてネットをさまよっていたらだるさんの記事に
出会いました。
だるさんはいわゆる『ブラックフォーマル仕様』のスーツではなく
慎みあるデザインの黒スーツ(エポカの)を喪服として長く使われてるとのこと。
早速、私も次の日ブラックフォーマルではなく
私にしては『格上ブランド』でスーツを探してみるものの・・・。
普段のチープ服愛好が祟ってか、似合うものが見つからず
仕方なくデパートの『ブラックフォーマル売り場』に行きました。
デパートのブラックフォーマルの価格帯はどれも安くて6万円台くらいから・・。
でも、すっごく気に入ったのがありました。
東京ソワールというメーカーの服です。
ジャケットの中のワンピースもすごく素敵だし
私の体型が変わらなければ30代終わりまで着れそう。
喪服のスカートは長めが多いのですが
このスカートは私がはきなれている膝丈。
すっごく気に入りつつも価格(¥62000)にうなる私に店員さんが一言。
『若い方は結婚式などの衣装には高価な物でもお求めになるのに
最後のお別れであるお葬式に着られる喪服には躊躇されるんですね。
・・・でも、喪服は故人を見送る為の衣装なんです。
多少高くてもちゃんとしたものを用意されたほうがよろしいですよ』
もちろんこのスーツをお買い上げしました。
不思議とその一言を聞いてから高いと感じなくなりました。
店員さんの一言は私に人として大切な何かを教えてくれました。
ちなみに私の妹(元セオリーの店員)はだるさんの記事のように
お気に入りのセオリーの黒ワンピと黒ジャケットを着ていました。
ワンピのスカートが長め+ジャケットも丈長めだったので
完璧にブラックフォーマルに見えました!!(しかもオシャレ!)
う~ん、もっとセンスをみがかねば!