ドリンキングTODAY

2005/03/21(月)07:43

ぶらり沿線(埼京・東上線・京浜東北)、都電の街を行く

あの町この町ネオン街(14)

埼京線の板橋駅で下車し、東武の下板橋駅まで歩く、踏切を渡って南口の商店街へ入ると、もう池袋本町だ。この下板橋の駅には西口だけがあって北口がなく北口の街並みは駅至近であるにもかかわらず寂れた感じがする。「改札口ひとつ」で明暗を分けるなんてことがあるわけで利権や利害が絡む(過去現在どういう問題が生じているかは知らないが)と駅一つで事件にもなりかねないってことだ。今来た道を別ルートで埼京線板橋まで戻る。駅前からシンボリックな高層マンションが見えた。その後、十条駅で下車し西口のアーケード商店街を歩く。人の通りは結構多く「建物の1、2階のテナントなら商売になるんだろうな」と思った。エレベーターのない3階は商売には不向きだね。地下もよっぽどの工夫が必要だ。北区の下町というと赤羽(戦後の闇市の名残があるところなんかがあり、居酒屋のオヤジなんぞは、実に気さくなもんだ)なんだろうが十条のこうした商店街にも下町を感じることができる。十条をあとに王子へ向かった。駅東口にでると都電荒川線のチンチン電車が目に飛び込んできた。一枚写真を構えようとしたが車窓の視線が気になりすぎたので中断し、その立ち去っていく都電の後ろ姿を一枚撮る(図々しく正面から撮るのがプロなんだろうね)。あの都電の色合いも何とはなく「懐かしい歳」でもないのだが懐かしく思った。王子駅を東西に貫ける明治通りを東へ歩き首都高の付近に屯して、さらに北西に伸びる真っ直ぐな道を京浜東北線路を目指して歩き、王子の小・中学校西門付近まで探索した。王子駅から4、5分の地点である。「この辺も意外と便利なところだ」と思った。王子駅に戻りホームから見える飛鳥山(公園)には花見に備えた桜色の提灯が張り巡らされ、「いまやその時遅し」と云わんばかりであった。まあ花に現を抜かせる暇はないんだが、束の間の「満開の日」を思いつつ今日を勝ち取っていきたいね!そこで一首『爛漫に宇羅和の凱歌に涙する勇将挙(こぞ)ってわきいずる 』どおっすか?!コメント宜しく!

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