2007/06/23(土)00:00
当たり前の日常に感謝。
今日、JR東日本で大規模な電車の遅れがありました。
今日仕事だった私もしっかり影響を受けてしまいました。
自分自身が仕事に遅刻したことよりも、ごった返したホームの雰囲気、旋回するヘリコプターの騒音・・・精神的にショックでした。疲れました。
止まってしまった京浜東北線のホーム。
人の波が自分の向かっている方向と逆であることに不安を感じながら進んでいくと、もう人が入れないぐらいの混雑ぶりでした。
そして階段にうずくまる人・人・人・・・。
(普段、人は駅の階段に直に座らないでしょ?よっぽどのことだったのだと思います)
新聞に「クーラーも止まった車内で・・・」とあったので、きっと気分が悪くなった人たちだったのでしょう。
寝ている子供を抱いたまま階段に座っているお母さんもいました。
顔色の悪いサラリーマンの人も。
みんな疲れきっていて、目が虚ろで・・・。
言い方がよくないかもしれないけれど、「戦火を逃れてきた」ような、異様な雰囲気でした。
その場所にいることが怖くなるぐらいでした。
今まで当たり前のように日常を過ごしてきましたが、日常って脆いんだな・・・うまく言葉になりませんが、そのことを痛感しました。
当たり前のように家を出て、家族の元に帰ること。
当たり前のように家族を送り出し、帰ってくる家族を迎えること。
当たり前のこと、いつも通りの事・・・そのことにもっと感謝しなければ。
そう思わずにいられない一日でした。