カテゴリ:読んだ本・観た映画
前の日記とかぶるところがあるので前後編にしようかと思ったのですが、
「子供」ってある意味デリケートな問題でもあるので、別タイトルにしました。 職場の人に貸してもらって、『毎日かあさん』という本を読みました。 タイトルに「出戻り編」となるので、何のことかなあと思っていたら、 出戻ってきたのは元の旦那さん。 その旦那さんは、(家族の協力が不可欠とされるらしい)アルコール依存症を一人で克服し(10年かけて!)、家族のもとに帰ってきたのですが、そのカラダは癌に蝕まれていたのでした。 旦那さんが帰ってきてからのわずかな時間、子供たち含め「穏やかな」暮らしをしたあと 旦那さんは逝ってしまいます。 心打たれたのは、作者・西原さん(さいばら、と読みます)が、 亡くなった旦那さんに (正確になんて書いたあったかは忘れちゃったけど) 「子供をありがとう」 と感謝しているところ。 (基本的に人それぞれと思うけれど、敢えて) 「子供なんて面倒じゃない、いらないわー」という人に、 子供がいるといいところを100個挙げるよりも、 この1冊のほうがずっと伝わる、そんな気がしました。 子供がいない生活も自由で楽しくていいと思いますが(先日そういう友達を見て正直羨ましかった)、子供がいる生活もわるくないです。 うまくいえませんが、今読むべき本だったなーという気がします。 貸してくれた友達(と会社の人を呼んでいいものか・・・)に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.04 22:58:05
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