2008/11/13(木)23:31
『アカペラ』
会社に、大量の本がある一角があって、それは社員さんたちが買った本を読み終わると
置いておくのだそうです(寄付みたいな感じ?)
結構タイムリーなものも。
「読んでいいのよ~」
なんて隣の席の社員さんに声をかけていただき借りてきました、山本文緒『アカペラ』。
山本文緒の本読むのは初めてなのですが(その社員さんオススメの作家さんだったのです)
おもしろかった~、はまってしまいました。
短編集です。3つの話が入っています。
愛情、、、薄い愛情、濃い愛情、
ハートウオーミングなそれも、ドロドロしたそれも、
家族のような愛情、放っておけないという感じ、男女の恋愛も、
とにかく、いろんな愛がでてくる1冊でした。
読み終えると、曇り空から一筋まっすぐに光が地上に差しているような、
かすかな希望のようなものが心に残りました。
読んでよかったです。