2011/04/17(日)12:22
『ONE PIECE』と自分の強み。とすごいなあと思うこと
今更過ぎるほど今更ですが『ONE PIECE』、読んでいます。
職場で流行っているのです(ガンダムも回ってきます。すごい職場だ)。
『ONE PIECE』を宣伝に使っている日産繋がりでも、我が家の担当さんに
「いいですよー。読むべきです」
まで言われ(笑)今45巻。
読んでいてストーリーうんぬんよりも思ったのは、子供たちには
「私はこれが出来ます」
という、自分の強みをもって欲しい。
主人公である船長さんが、
「航海士が欲しいなー」
「船医がいたらいいなー」
という感じで仲間を増やしていくのです。
仮定の話、もしうちの子供たちがいくらその船に乗りたくても、
やる気や熱意では資格ある人にはかなわないなあと。
ま、このマンガ読まなくても当たり前っちゃあ当たり前の話なんですがね。
今震災のボランティアを登録するサイトを頻繁に見ているのですが、
「看護士経験あります」
「勉強が教えられます」
と、自ら「自分にはこれができる」と言える方多いですね。すごい。
10年前、友達が大手の会社の「契約社員」から「正社員」になる面接を受ける際
「私にはこれができます、だから私を雇うことは会社にプラスになります、
と言えないとダメなの」
という話を聞き「へえ~~!!!」と驚いたものですが、
時代は変わりましたね。やる気だけでどうこうなる世の中ではない(大事なことではあるが)
話は変わりますが、私が派遣されている会社の話。
損害保険の会社、しかも損害の査定をして保険金をお支払する部署です。
普段火災や地震の保険は他の部署の管轄なのですが(損害保険もたくさん種類があるので)、
震災以降、課の役職ある方々が交代で地震対策の部署に出勤しています。
土日も関係なく働いています。
今は県内で被害状況を実際に見に行って損害額を算出するのですが、いずれは東北へも。
先日「GWの分担決め」がまわってきたそう。
『よほどの理由が無い限り参加してください』とあったそうです。
お客様が見ているわけではないので本音も言えるそんな中でも
文句ひとつ言わず働いている社員さん、
本当に尊敬です(本当なら社名も出したいぐらい)。
「保険やさん」なんて、ちょっと軽蔑の念をこめて言う人もいますが(私も言われた事ある)
こういう方々が被災された方を支えているし、
それによって支払われるお金が被災された方を支えるのも事実。
この業界で働いてきてよかったなあと思う今日この頃なのでした。