2005/07/20(水)18:12
フランス&イタリアの食べ物がおいしい理由!!
フランスやイタリアで食べた野菜や果物はとっても美味しかったです。
ピッザやパスタにふんだんに使われるハーブやトマトなどの野菜の味は、
それだけで美味さを感じます。
現地にいる日本人の料理人の話によると、『日本でこの味を出すことは、
難しい!』 それは、『野菜が違うから!』だそうです。
本物の味を作ろうと思っても、食材が異なれば美味く作れない!
だから、日本では洋食も日本の味(洋風)になってしまうんですね。
フランスやイタリアの農作物が美味いわけは、簡単なところにあります。
車窓から眺めて判ったことは、河川の整備の違いですね!
日本の農道を走ってみると良くわかることは、小さな小川にいたるまで、
ほとんどすべての河川をコンクリートで護岸してしまっています。
一方、フランスやイタリアの河川は、昔ながらの土手のまんまで、草木や
水生植物がたくさん繁殖しています。
いわゆる、自然のあるがままの姿をそのまま残しているというところですね。
日本の川に、ホタルやメダカなどの、小さな魚や昆虫が少なくなった大きな
理由は、農薬のせいだと考えられてきましたが、河川の整備に問題がある!
と考えています。
古代文明が、大きな河川の流域にできあがったというのも、川の運んでくる
肥沃な土が、食物の成長にとって必要なものを自然の恵みとして与えてくれ
たからではないでしょうか?
時として嵐がおとずれ、上流の森林がもたらした腐植土と岩石のミネラルが濁流となって田畑に注ぎ込まれ、損失した栄養素をを補填していた!
河川をコンクリートで護岸したことで、この自然の補填がなされなくなった
事、しかも動植物の棲家となるべき環境が消滅してしまった事が、日本の
農作物の質を大きく落としてしまったのではないかと考えます。
すがた形は見事な農作物ですが、中身の栄養価は戦前のものに比べて数段劣る
と言われているのも、こんな単純なところにも原因があるのではないか?と
かんがえています。
ねぜそうなったのか?
そのお話は、また次の機会に・・・・・
ただいま、しだいに復活中です!!
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