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スマイルドラちゃんの徒然なるままに

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2008年06月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

ル・マンへの夢をのせて


「吉田さん ギ、ギアボックスが買えないんです!」 
 「エエッ? 先生、ギアボックスがなかったら、走れないじゃないですか!?」 

 ※ギアボックス…動力伝達装置のひとつで変速機のこと。

 元、日産の技術者であった林 義正氏との出会いは、こんなやり取りから始まったんです。
 
  6.jpg 

 林先生は、元日産の有名なエンジン開発の技術者で、90年代の国内のレースはもとより、
 ベルギーのスパフランコルシャンや、アメリカのデイトナ24時間耐久レース優勝など、
 日産自動車のレース部門では数多くの実績のある方。

 レースというと、暴走族などを連想される人も多いと思いますが、
 レースエンジンは究極のエコエンジン! 最高の効率を求められているんですよ。

 事実、排気ガス公害対策では、ホンダのCVCC(調速燃焼)が有名だったけど、
 実際のところは林先生が考案した、急速燃焼技術が後に主流となったんです。
 
 林先生は、現在70歳! 

 退職後、某大学の教授となり、日産時代に果たせなかったフランスのル・マン24時間レースでの優勝を目指し、大学生のプライベートチームを作り、8年の準備期間をかけて、ようやく今回出場のチャンスが出て、車が完成したばかり。

 試験走行中にガソリン漏れが発見されたり、送られてきた部品が間違っていて、そのままでは走れないなど、数々のトラブルを克服しての参加になります。 
 大学からの援助もわずかしかなく、林先生個人の特許技術収入をもとに資金をつくってきたのですが、日産時代のように湯水のごとく資金は使えず、新しいギアボックスも買えない有様だったんです。
 
 金が無くとも、「妥協を許さず、究極を求める!」
 
 エンジニアの熱い魂が共感を生み、大メーカーのスポンサーがつきそうなものですが、残念ながら日本はモータースポーツに対する理解が足りません!

 決まりかけていた大スポンサーも、サッカーに鞍替えするなど、土壇場で苦労をしています。(F1の佐藤琢磨や鈴木亜久里も同じですね?)
 それでも学生たちは休日返上で、昼夜を問わずに頑張っていますが、連日の徹夜続きで、みんなバテバテで、集中力がなくなり、凡ミスの連続状態だったんです。
 そこで私は、学生さんを初めとして、このチームの全員に薩摩『元気もん』と、ルルドのミネラルウォーターを提供することになりました。

 もちろんドライバーの鈴木利男さん・影山正美さん・黒澤治樹さんの3人も飲んでくれることになりました。
 そんなわけで去る5月19日に車体とともに、フランスへ空輸したのです。

 『ルルド』はまさに里帰り? 
 ピットに置かれた水を見て、フランスの人はなんと言うでしょうか?
 
   『 オォ~ トレビアァ~ン! 』 

 今年のル・マンは、『元気もん』や『ルルド』の温泉パワーで、林チームのドライバーも、メカニックも、全員が大活躍してくれることを期待しています。

   『24時間戦いました!!』

 6月の15日に、すべての結果が現われます!たぶん完走して、一躍有名になるでしょう!(小さなプライベートチームにとって、初出場で24時間完走するというのは、優勝にも匹敵する)
 有名になると、急に世界が変わってくることはよくある話です。
 プライベートの林チームが有名になり、マスコミから注目を浴びたときに、無名な今の時期から応援していることが、報われることを大いに期待しています!
 夢のような話ですが、そうなるような気がしてなりません! 皆さんも、6月14~15日のル・マン決勝の瞬間をお見逃しなく、ご覧ください!!

 そんなわけで、皆さんにも応援してもらいたくて、急遽ル・マン特集号をお贈りします。

 車体番号22番、よく気をつけてご覧下さい!
 
   4.jpg


 そこに見慣れたロゴが・・・・・ 何枚見つかるかな? 
 
   7.jpg

 金がなくても、ここまでやれる!! 孤軍奮闘する林先生の姿を見て、二十年前、独立したばかりのころ、新しい理論でなかなか理解していただけずに、苦労をしていた頃の自分の姿と重なるものを感じているのです。

 あの時、わたしを助けてくれたKさん、Oさん、Sさんをはじめとし、たくさんのお客様に支えられてきました。
 今は、ただただ、みなさんに感謝するばかりです。

 すべてのエンジニアが本来持っている究極を求める熱い勇気の塊。
 それは、そこそこの結果や妥協に対しては鉄槌となり、究極を求めるパワーの
 源泉となる。
林 義正



 すばらしい男です。
 ぜひこの人を、ル・マンで男にしてやりたいものです!
              
                  吉田 透




「ル・マン24時間レース」って?
 
   3.jpg

 みなさん「栄光のル・マン」という映画を知っていますか?
 今は亡き、スティーブマックィーンが主演のカーレースの映画です。
 毎年6月中旬頃に、フランスのル・マン サルテサーキット(一般公道を使っている)に、世界中のレーシングカーが集まり、24時間の耐久レースがあるんです。 そのレースに出場するのはたいへんに難しく、まして24時間にわたって完走するということは、並大抵のことではないのです。







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最終更新日  2008年06月10日 12時25分54秒
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