書評【慢性疲労は首で治せる!】松井孝嘉
脳神経外科医である著者は、長年首の研究をしてきました。そして、頭痛、めまい、自律神経失調症、慢性疲労などのさまざまな不調は首の筋肉が原因であることを突き止めます。頸性神経筋症候群と名づけたこの病気の症状や治療法などをこの本ではわかりやすく説明しています。著者は、カイロプラクティックやマッサージに行ったことで首の筋肉をひどく痛めてしまった人が来院してくるケースが非常に多いと言います。また、今の世の中は、医師も一般の人たちも何かというと薬に頼るようになっている。しかし、元から病気を治してくれるような薬はごく一部であり、ほとんどの薬は症状を抑えるか痛みを一時的に軽減させるだけの対症療法であると言います。この著者の首治療は、一度治してしまえば再びぶり返すことはないそうです。治療方法としては・低周波治療器・遠赤外線治療・電気鍼・注射・ホットパック入院が望ましいですが、通院でも一定の効果があるとこの本で紹介されています。首はとにかく冷やさず温めることが大切であること。そして、頸性神経筋症候群にならない生活は・姿勢・冷え・緊張・疲労・外傷これを日ごろから気を付けることが一番なのだそうです。余談ですが私は、昨年電動自転車によるひき逃げ事故に遭いました。青信号の横断歩道を渡ろうとして信号無視した自転車と接触しました。ルールを守らない人間が一定数いるために気を付けていても事故が起こります。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!