書評【0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方】 鶴見済
0円で生きるというタイトルですが実際に0円で生きれる本ではありません。・ジモティ、フリマなどを利用する・ヒッチハイクで移動・ごみを拾う・無料相談利用・生活保護利用・図書館を利用・野菜を育てるいろいろなことをこの本で紹介しています。東大卒の著者が言いたいことは、「大企業の正社員になれなくても、年収で幸不幸が決まるわけではない。自分の周りにはお金にあまり依存せずに人生を楽しんでいる人たちがいる」これを伝えたかったのだと思います。もし皆がこの本を読んで、お金に依存しない暮らしをはじめたらおれおれ詐欺や特殊詐欺をする若者も減るのではないかと感じます。企業はモノを作り売ることに必死です。モノ余りの世の中なのに、たくさんのものを作ります。食品ロスが叫ばれていますが、たくさんの食品を廃棄する企業もあります。小さくても豊かな経済の作り方を著者はこの本で紹介しているわけです。日本は今後人口減少していきます。小さく暮らすことを誰もが実践していく時期にきていると思うのですがSNS全盛。企業に踊らされて豊かな暮らしというものを見えていない人が多いのが残念です。若い人たちがこの本を読んで自分の暮らしを見直すきっかけになればよいのにと感じました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!