50代、もう一度「ひとり時間」中道あん
50代、もう一度「ひとり時間」 [ 中道 あん ]専業主婦で何不自由なく生きてきた女性。Tシャツ1枚1万以上を主婦時代に購入していたと書いてあったので旦那様の給与もかなり高額だったのだろう。そんな彼女は、ある日旦那様のバッグから浮気の原因である女性への送金通帳などを見てしまう。45歳・・そこから彼女の自立が始まる。夫との別居、母親の介護、そして3人の子供の子育て、そんな中で彼女はパートから正社員になって一人で生きていくことを決める。50代、今まで主婦として生きてきた彼女が一人ごはんを楽しみ、ひとりの旅行を楽しむ。でも、やはり私はこの本を読んでいて一人で生きていくのは嫌だと感じた。夫婦で可能であれば、仲良く生きたい。ただし、いろいろな状況の中で彼女は自立を選んだ。65歳までに1000万円貯める!これも専業主婦が働くことの大変さを物語っている。老後の不安もきっとあるだろう。母親との関係をこの本で書いているが私の母親と著者であるあんさんの母親が似ていて共感した。私は私、親は親。そう思って生きなければ自分を見失ってしまうのだろう。理解できます。私は人に期待しません。彼女の言葉・・・そうやって生きていくことも悲しいけれど大切なこと。そう生きると、生きやすいから。私は今40代後半。50代の自分はどんなふうに生きるのだろう?ただ、一人で生きていくおひとりさまはやはり私はさみしいと感じた。50代、もう一度「ひとり時間」中道あんKADOKAWA / 中経出版円Amazonで購入書評本が好きに参加しています。