ハーブと一緒に私のスマートライフ

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結婚した当時、ごはんを作れば
夫に「おかずがない」
といわれた私。

おしゃべりをすれば
「結論は何なの？」
「しゃべることはエネルギーの無駄だ」
と夫にいわれ何度泣いたことか！

夫に会社の話をすれば、愚痴と思われ
共感すらなかった。

この本を夫婦ともに結婚前に読んでいれば
きっとお互いを理解できたのかもしれません。

黒川伊保子氏の「妻のトリセツ」を
夫婦で読みましたが
今回の「夫のトリセツ」も夫婦で読みました。

男性（我が家の夫）は、定番が大好き。
しかし、妻である私は非定番を好む。

先日の出来事。
結婚25周年記念を楽しみにしていた私だが
夫からは、
「勝手にレストランを予約して当日嫌だといわれたら
ショックだから予約しなかった」
といわれたときにはがっかりしたものだ！

黒川氏は記念日に関して以下のようにアドバイスしている。
妻は「ここのレストランに行きたいから
予約しておいてね」と夫に伝えること。
あるいは記念日などのイベントを定番化することを
勧めている。

妻にとって腹立たしいが
「言ってくれればやったのに」
夫とはそういうものなのだとやっと理解できた。

また夫の対話力は、母親の責任ということも
書いてある。
実際、夫の家庭は父親が「風呂」「メシ」「寝る」
の3つの言葉しか発しないような家庭だった。
3人兄弟で育った夫は会話というものがわからいのだ。
だから、私自身結婚して夫の家庭環境が悪いのだと
何度も自分に言い聞かせた。

この本は、夫のトリセツというタイトルだが
子育てをしている母親が読むと男の子を
どのように育てたらいいかの参考になる。

実際黒川氏は男の子を育てたが、脳科学者である彼女が
育てただけあって共感力に長けた男性に育ったようだ。

最後に、気になった点を1つ紹介したい。
最近はスマホ依存症の人が多いと感じる。
歩きながら、車を運転しながら、
信号待ちの際もスマホ操作をしている。
ベビーカーを押しながら母親がスマホ操作している。
チャイルドシートに子供を乗せて自転車を
運転する母親でさえ片手でスマホ操作している光景を見る。

しかし著者は、この母親のスマホ依存症が子供の
共感障害を招くと危機感を募らせている。

この本は夫のトリセツというタイトルだが
さまざまな視点から現代の男女の脳について
書かれているのでぜひ老若男女問わず読んでほしい。


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