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テーマ:読書日記(1656)
カテゴリ:読書感想
人生100年時代と言われるようになった。 夫が還暦を迎えたため、高齢者について興味がある。 タイトルを見て図書館で借りて読んでみた。 まずは、手元に届いて表紙の夫婦の どちらかが著者なのかと思ったがそうではない。 まったく関係ない人だった。 著者は1943年生まれの女性。 68歳で勤務していた大学を辞めて 本を執筆しているよう。 この本は、多数の高齢者を取材して 統計なども参考にしながら今の高齢者たちの生の声を 中心に書き上げている。 「ピンピンコロリ」で死にたいという言葉は 聞いたことがあるが今は「ピンピン・ヨロヨロ・ドタリ」 の高齢期が現実的なのだとこの本で初めて知った。 最近の高齢者は元気すぎる。 昔の高齢者とは大違いだ。 我が家の夫も還暦を迎えたが現役で働いているし 高齢者とは思えない。 昔の還暦という言葉は死語なのではないか? 老後を自覚する年齢としてこの本では88歳を あげている。 瀬戸内寂聴さんも橋田壽賀子さんも 88歳で体力の衰えを感じていることから 老後を自覚するのは88歳ではないかとしている。 この本でおもしろかったのは、高齢者たちは 自分のことを高齢者と自覚していない高齢者が多いことだ。 そして終活はしていても、老い支度をしていない 高齢者が多いということ。 子供に迷惑をかけないと言いつつ、もし自分に何かあったら どうするのか明確な答えがない人が多すぎる。 ただし、今の高齢者は子供がいるから子供に なんとかしてもらえると思っているが 今後は子供のいない夫婦やシングルが老後を迎えるので おひとりさまの老後が増えることを危惧している。 今現在は「成りゆき任せの高齢者が多い」と 著者は警鐘を鳴らす。 「倒れたらどうするつもりか?」の著者の問いに 「成りゆき任せ」「誰かがどうにかしてくれるだろう」という 人が多いらしい。 この本を読むと、若い世代にとっては暗くなる話題もあるが 日本の高齢化の現状を知るよい機会だと感じる。 「備えあれば患いなし」というが 自分のできることを今から準備することに越したことはない。 ただし、国の制度があやふやな面もありこれは 今後の課題として私たちが声を上げていかなければいけない のかもしれない。 本が好きに参加しています。 本は楽天で注文‼ 読み終わった本は、ブックオフに! 店舗に持っていくのは大変なので 買取宅配を利用しています。 GoTOトラベルで国内旅行を計画中。 贅沢な宿でのんびり! 今年は、楽天ふるさと納税をメインにしています! ポイントが貯まるし、ポイントが使えるのでお得。 生活スタイルの変化に伴って、食材宅配をはじめよう! Oisix(おいしっくす)のおためしセットが大人気 いつも読んでいただき、ありがとうございます。 以下の写真バナーをクリックしていただけると、うれしいです! 励みになります! にほんブログ村 にほんブログ村 いつもブログを応援していただき ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.23 00:00:19
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