ハーブと一緒に私のスマートライフ

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黒川伊保子氏の本はほとんどすべて
読んでいます。
今回も期待して読んでみましたが、
期待を裏切らずとても勉強になる1冊でした。

奈良女子大学を卒業した著者は、男社会の中で
働いてきたんですね。
女性が男社会で働くというのは1970年生まれの私でさえ
大変だった。

1959年生まれの著者はもっと大変だったと推測するが
男性脳と女性脳の違いを知れば男社会で女性が
活躍することは可能だと著者はこの本で紹介している。

女性がどのようにふるまえばいいか
この本を読めばわかります！

サクサク読めるけど、中身はかなり充実した内容です。

女性に向けて書かれた本だけど、
男性が読んでもかなり参考になる。
実際、我が家の夫に読んでもらったが
職場の女性への接し方など参考になったと言っていた。

共感重視の女性脳
評価したがる男性脳

男と女は違うのだとこの本を読んで感じる。

この本でとても興味深かったのは、

男性脳は、「目標物」である女性を獲得して
信頼し、パートナーと決めたら、
潔く「身の回り」のことを丸投げにして狩りに出る。

という点。

そう、釣った魚に餌をやらないという言葉は
よく言ったものだ。

だけど、男性はこれにより外でしっかり
仕事ができるんだね。

だから、妻は夫が構ってくれないなどといってはいけないのですね。
とても勉強になります。

またこの本は、男の子を育てる母親が読んでも
すごく参考になる。
最近の母親は、効率重視なところがある。
でも男の子を育てるには、ぼ～っとさせてあげることが
大切だと書かれている。
将来息子を大物にしたいのであれば、
「早くしなさい」と行動を促さずにぼ～っとさせることが
大切です。

最近は、熟年離婚も増えているが男性脳と女性脳を
理解すればすれ違いが悪いわけではないことがわかる。
夫の行動にいちいち腹を立てるのはナンセンスだと
いうことがこの本を読めば自ずと理解できる。

社会に出て働く女性だけではなく
子育て中の女性、子育てが終わった主婦、
そして女性部下を持つ男性などに読んでほしい。

男性脳と女性脳の違いを知れば
人生はきっと生きやすくなるから・・・。


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