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テーマ:読書日記(1952)
カテゴリ:読書感想
丁寧語、尊敬語、謙譲語が私自身とても苦手です。 社会人になった時には電話応対や上司とのやりとりで 苦労したものです。 しかし、最近「この敬語おかしくない?」と感じることが増えました。 例えば、 芸能人の結婚報告で 「○○さんと結婚させていただきました」 自宅に電話がかかってきた際に相手側から 「○○さんのお電話でよろしかったでしょうか」 これらの日本語が私にはとても不思議に感じるのです。 そこで著者の本を読んでみました。 著者自身、最近の盛りすぎ敬語に違和感を抱く一人。 といってもマナー講師とかアナウンサーではなく 敬語マニアのコピーライターの女性が書いています。 著者は、敬語の盛りすぎには2つの意味があると。 1つ目は、過剰な敬語。言葉そのものの盛りすぎ。 2つ目は、自分を必要以上によく見せようとする盛りすぎ。 SNS全盛の今だからこそ、炎上や誹謗中傷を招かないように 自己防衛策として敬語を盛りすぎているのではないかと言います。 ・その敬語、盛りすぎです ・その敬語、へりくだりすぎです ・その敬語、失礼すぎです ・その敬語、流されすぎです 4つの章から盛りすぎ敬語の事例をわかりやすく紹介しています。 読んでいると、スーパーやレストランでよく耳にする言葉など 身近な盛りすぎ敬語が紹介されていてこれもあれも 盛りすぎなんだなと気づくことが出来ます。 読み終わると、やっぱり敬語って難しい! と感じました。 しかし、著者は大切なのは、正しさ以上に「ほどのよさ」。 盛りすぎないほどよい敬語を使うことが大切なのだと言います。 ビジネスシーンだけではなく、敬語は私たちの身近に存在する日本語。 だからこそ、おかしな日本語を改め正しい日本語(敬語)をしゃべれるように なりたいですね。 最後に、この本は最初から最後まで順番に読む必要なし! 気の向くままにパッとめくってどこからでも読めるようになっています。 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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