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テーマ:読書日記(1847)
カテゴリ:読書感想
![]() 女性という性に生まれた人たちは、みな 生きづらさを人生の中で感じたことがあると思います。 著者自身も女性として生きていくうえで 生きづらさを感じた一人です。 この本では、母親との確執、テレビに出演したこと、 シニアハウスで今現在生活していること、 60歳過ぎての挑戦、軽井沢の別荘での暮らしなどを 紹介しています。 私は、若いころ「ビートたけしのTVタックル」に 著者が出演している姿を何回か見たことがあります。 当時の様子を振り返り、フェミニズムへの思いなどを 著者が正直に語っていておもしろいです。 母親の呪縛に対して、46歳の時和解したそうです。 人をいじめる人は、いじめられている人の気持ちは 絶対にわからないのだと思います。 母と和解してからは、女の人に嫌悪感を抱くような ことはなくなりました。 と著者は言っています。 そして著者は、母と和解した倍の92歳まで生きると 決めたそうです。 著者は今「一日一生」と思いながら精一杯生きています。 女は結婚し子供を産む性だと日本では考えられています。 しかし、著者は男女の差別なく、親も子も自立して生きる これこそが日本の社会に求められているのだと言います。 この本は、ぜひ女性たちに読んでほしいと感じます。 そしてできることなら男性にも読んでほしい。 男女差別のない自立したひとりの人間として 生きていくために著者が伝えたかった思いが この本に綴られているから… 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.15 00:00:31
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