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テーマ:読書日記(1849)
カテゴリ:読書感想
![]() 2024.11.12 電動自転車によるひき逃げ事故に遭いました。 T字路の交差点で歩行者側が青信号になったので 横断歩道を歩き始めたら信号無視して坂の上から猛スピードで走行してきた チャイルドシートをつけた電動自転車の女性と接触しました。 加害者の女性は、そのまま逃走。 私は頸椎を損傷し、今現在治療中です。 交通事故のトラウマにより、私は毎日外出するのが怖く 歩いていても自転車が来ると恐怖でたまらない。 そんな私のトラウマをなんとかしたくてこの本を手にしました。 この本は、フラッシュバックの基礎知識、対処法、予防法、 そして治療法を紹介しています。 「フラッシュバックは、心の弱さではない」 「フラッシュバックは軽減できる」 と著者は言います。 トラウマやフラッシュバックはなぜ起きるのか? フラッシュバックを具体的に対処する方法 フラッシュバックと脳の働きの関係 フラッシュバックのきっかけになること などが書かれています。 この本を読んだからと言って、すぐにフラッシュバックが 起きないわけではありません。 トラウマという恐怖や自己効力感喪失は本人が 意識的に選んでいるのではなく脳が瞬時に判断して 起こるからです。 フラッシュバックの要因には2種類あって 1つは事故や災害など突然降りかかってきた負荷の体験 2つめは、人間として誰にでも与えられるべき事由や 安全安心が与えられなかったという不測の体験なんですね。 私の場合は、1つ目の事故に該当します。 そのため、私は家の近くにある事故現場には 怖くて行くことが出来ません。 しかし、この本では無害なきっかけへ慣れることが 書かれています。 きっかけとなった事故現場を思い出させる状況を作り 向き合うことが大切なのだそうです。 事故現場で事故が起きた同じ時間など似た状況を 選びその場で過ごす。 そして過去と現在の違いをしっかり感じることが 必要なのだそうです。 何度も事故現場に出かけることにより強い反応が 次第に起こらなくなると著者は言います。 今すぐにはなかなかできませんが、落ち着いたら 試してみたいと思います。 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.25 00:00:29
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