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テーマ:読書日記(1953)
カテゴリ:読書感想
やましたひでこ氏の本は、単なる片づけの本とは異なる。 収納グッズを使ったり、いくつものを減らそうなどの 巷にあるお片付け本とは違い、心の中からそして考え方を 変えていくことに重きを置いているような気がする。 この本では、おひとりさまこそ、愉快にいきいき暮らそうと まずは著者が血縁、地縁は日本ではもう機能していないと語る。 そしておひとりさまのケーススタディとして 6人の女性たちの断捨離との出会い、人生の転機、 断捨離の進め方、断捨離で心も救われることなどを 紹介している。 断捨離をすると空間という余白ができる すると人は目の前のことに追われる生活から脱し、 未来に向かって働きかける思考になると著者は言う。 自分、他者、時間の3つの縁は自分一人でどうにかしようとしても 何も起こらない。 時間も他者もコントロールできないから。 だけど、自分のことなら断捨離で能動的にアプローチできると。 私は昨年電動自転車によるひき逃げ事故に遭い、 ひきにげした犯人女性に対しての思い、 そして犯人側の損害保険会社の女性への思いなど 辛い状況に置かれている。 そんな私にとってこの本はとても救われる内容だ。 だったら、生きよう。今を生き直せばいい。 そして最後には誰もがおひとりさまになる時代。 ひとりで死に逝くことの覚悟はつねにもっていなくては ならないと・・・。 私は、ひき逃げ事故で死んでいたかもしれないと思うと 人生観が変わりました。 この本は人生を考えさせられる内容です。 今おひとり様ではない人にもぜひ読んでほしい内容です。 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.10.11 00:00:17
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