『 精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』 精神科医Tomy
この本は、8つの物語から構成されています。それぞれに精神科医Tomy氏が物語の主人公の人生相談を受けておみやげとして言葉のカードをプレゼントします。この言葉のカードをもらった主人公はどういう意図かを考えそして自分を見つめ直します!その1つを紹介すると…世の中で一番怖いのは、1つの価値観だけが正しいと信じること。世の中は、さまざまな立場。考え方、価値観が絡み合ってできている。それが生き物のように時間とともに変化している。それを1つの価値観だけでジャッジすることは、無数の誰かを傷つけ、否定することになる。柔らかく生きましょ。精神科医と聞くと診察をするのかと思いきや物語の中で精神科医Tomy氏はあくまで主人公の悩みを傾聴し素敵な言葉のカードをプレゼントするだけ。主人公、自らが自分の悩みに気づくことが大切なのでありそしてそれをもとに行動することが大切なのだと理解できます。物語それぞれの最後には解説もあるのでわかりやすい。そしてラストはTomy氏自身のことも紹介されています。有名な内科医の開業医の父を持つTomy氏は、将来は医師になり家業を継ぐのだと思っていた。しかし、研修医の時に手先が不器用で挫折を味わいます。そして進路を精神科医に変えます。生きるのは、山登りとは違う。そこに山があっても、登らなくていいのです。楽しく生きることが大切なのだと、Tomy氏は教えてくれます。8つの物語を読み終えると、心がス~っと軽くなること間違いなしの1冊です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!