悩んでいた耳鳴りが鍼灸治療でほぼ完治の状態へ
~あくまで個人の感想です~昨年10月13日、私の右耳ですごい音がした。あまりにすごくて寝ることもできないので耳鼻科にすぐに出かけた。右耳が聞こえなくなるのではないかと思うほどぼわーん、と激しい音が響いた。耳鼻科では低音障害型感音難聴と診断され大量の薬を処方された。薬を飲むと、副作用で食欲がないし、体がだるかったりした。人混みには出かけないようにと医師からはアドバイスを受けた。幸い、すぐに耳鼻科に出かけたので低音障害型感音難聴は1か月程度で改善した。自分としては不安な1カ月だった。しかし、その後はき~ん、ぼわーん、そしてセミが鳴くような音が右耳で聞こえる。薬剤師さんからは、それは耳鳴りですねと言われた。低音障害型感音難聴でお世話になった耳鼻科では聴覚検査では異常なし。日常生活には支障はないと言われた。別の耳鼻科に出かけたが、そこでも聴覚検査では異状ないのだからそのうち治ると言われた。それにあなたの耳鳴りの音は私には聞こえないとも言われた。せめて五苓散とビタミンB12ぐらいは処方してほしいと伝えたが薬を処方してもらえなかった。だから西洋医学では改善できないと判断し東洋医学である鍼灸に出かけてみることにした。私にとって鍼灸は50代ではじめての体験。鍼灸治療もいろいろなところがあって中にはいいかげんな鍼灸師もいた。4件の鍼灸師の元を訪ねたが、2件はいい加減な鍼灸師だった。・いい加減な治療家A耳鳴りと言えば、耳周辺に太く長い鍼を30本以上刺す。耳鳴りがよけいひどくなった。さらに、血管が切れてかなりの痛みで1カ月首が痛かった。・いい加減な治療家B耳鳴りで鍼灸治療50分を予約したのに、出かけてみるとマッサージを始めた整体師。鍼灸の資格も持っているようだが、自信がないのか?あるいはマッサージのほうが利益が大きいからか?最後に両手の合谷に2本鍼をさして耳を棒灸で温めるだけの治療だった。こんな治療で金をとるなんて…・内科の医師でもある女医耳鳴りは体全体が悲鳴をあげているのだと教えてくれて体全体に鍼をさしてくれた。治療も適切だったと思うが、何と言ってもお値段1回1万円。毎週出かけたいがさすがにお金が続かないと思って断念。・鍼灸の大学を出た男性鍼灸師舌、脈、お腹と体全体をまず見てくれる。耳鳴りや私の体の今までの悩みなどに誠実に耳を傾けてくれた。耳鳴りだからと言って耳周辺に鍼をさすのではなく体はつながっているという考えで体全体に鍼をさしてくれた。鍼とお灸を併用し、円皮鍼などもとりいれている。耳鳴りを治してあげたいという先生の想いが伝わってくるので私も週1で通院した。通院している際に、耳鳴りや私にとってのツボも指導してくれたので家ではお灸をするようになった。さらに食生活など体全般のアドバイスもしてくれて私にとっては生活を見直すよい機会となった。鍼灸で耳鳴りが治るわけがない!そう思う方もいると思う。西洋医学にどっぷりつかった医師からは怪しい治療だと言われた。だけど、西洋医学では治せないものが東洋医学である鍼灸で改善することを私自身は50代のこの年で発見できた。紆余曲折して、12月後半に初めて今の鍼灸師のところに出かけた。この鍼灸師で無理なら諦めようかなって思いだった。ほかの鍼灸師で嫌な思いをしていたから…これ以上どんな鍼灸師の元に行っても同じでありお金を搾取されるだけかなって思いもあった。だけど、諦めずに出かけてよかったと思っている。右耳で蝉がじ~っと鳴いている音、キーン、ぼわーん、という音はとてもつらかった。特に本を読んでいる時、夜寝る時にはとても不快だった。耳鳴りで眠れないことも多かった。だけど、諦めずに週1で鍼灸師の元へ通院してよかったと思っている。それに毎日養生としてお灸を自宅でもとりいれたことも良かったと思っている。最初は、お灸で耳鳴りや体全体が治るなんて…と私自身半信半疑だった。だけど、毎日お灸をすることにより便秘が改善されている。今までは週1で耳鳴り治療に通院していたけどこれからは2週間に1回とか月に2回程度養生として鍼灸師の元へ通院しようかと考えている。アレルギー性鼻炎、花粉症、肌荒れなど10代から悩んできた症状も改善していきたいと考えている。また、食生活全般も耳鳴りによって見直す機会となった。・氷の入った冷たい飲み物を飲まない・アイスクリームは食べない・自炊をできるだけ行う・運動をする・パン食から米中心の生活にする・生野菜を食べない・温野菜を中心に野菜を食べるこんなことを心がけてみた。つらい耳鳴りから半年。耳鳴りのない生活は本当に快適で幸せに感じる。西洋医学では治せないつらい耳鳴り。東洋医学ではもしかしたら治せるかもしれないことをぜひ知ってほしい!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!