大小の如何でもいい話

2021/04/25(日)10:37

謎のトラック

つれづれなるままに(163)

昨日のお昼頃。うちの前を女性歌手の演歌を大きな音でかけながら軽トラックが通過しました。「???新人演歌歌手の宣伝カーかしらん。しかし渋谷あたりならともかく、こんな田舎を走って宣伝になるのかな?」気になったので犬の散歩がてら外に出てみました。うちの住宅地は袋小路になっていて、必ずどこかの道を戻らないと外に出れないのです。そのため年に何台か出られなくなって遭難する車があります。ないですか。とにかく歌の聞こえてくる方に向かってみました。 すると前から時速10キロくらいで件の軽トラがやってきました。運転手は50歳くらいの男性。目が合ってからまれるのも嫌なので、いったんすれ違ってから後をつけました。スパイか。 見ると荷台で火が燃えています。うわ~なんだあれ?トラックの荷台で火が燃えているよ。恐ろしい。これが本当の火の車か。妖怪「火車」が出たのか。我が家の家計だすなって言ってる場合か。 よく見ると「石焼き芋」の販売カーでした。なんだんねん。女性の演歌もよく聞くとところどころに「石焼き芋」という歌詞がでてきます。「わかりにくすぎやろ!」なぜ普通に「いしや~き~いも~や~きたて~」というあの定番ソングを流さん。結局、うちのご町内では1個も売れなかったらしく、軽トラは寂しげに袋小路の出口に向かって走っていきました。気の毒ですが、なに屋さんかわからなければ、声をかける人もいませんよね。残念残念。まてよ、この話を上手くアレンジすれば、今稽古している「夕立屋」のマクラにつかえるかも!

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