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2009/04/14(火)16:44

2009サザンカップ 優勝戦見どころ

ピットリポート(9)

前回、2月19日中継の、報知杯の優勝戦も、新田選手、坪井選手、大嶋選手のデットヒートで素晴らしいレースとなったが、今回の優勝戦も、進入からまったくわからない混戦となりそうだ。 1号艇は、地元の濱田選手。 予選最終日から準優勝戦にかけて、波乱が続き、優勝戦1号艇をゲット。 まるで勝負の神様が、濱田選手を1号艇に乗せたいと望んでいるかのようだ。 運と地元の利で、自身5年ぶりの優勝となるか。 2号艇は三重のルーキー、安達選手。 「エンジンの仕上がりは回り足も出足もいい」と上々。 ただ「優勝戦はコースを主張」と言うが、今節は内からのスタートが決まっていない。 そこが不安だ。 怖い存在は4号艇、中村選手。 他の選手からも「中村さんのエンジンは抜けている」という声も多く、中村選手自身も「予選最終日後半のペラに戻す。かかりもいいし、レースしやすい」と満足の域。 そして何より、予選前半シリーズを引っ張って、誰もが準優勝戦1号艇を疑わなかった重野選手。 転覆による減点で、まさかの準優勝戦6号艇となったが、スタートから一気に仕掛けて、まくりに出て結果、2着ではあったが、見事に優出してくるあたりは、さすがSGレーサーだ。 ピットでも勝負にかける集中力は際立っていて、そこから放たれるオーラに圧倒される。 「優勝戦は、ピット離れもいいし、コースは行ける所まで行く」と宣言。 ならば、スタートから一気にまくりきって優勝か。 地元、濱田選手久々の優勝か、6号艇重野選手がSGレーサーの意地を見せるのか、 一瞬の展開をついて、他の艇が一気に入ってくるのか。 一体、どんな優勝戦になるのか、非常に楽しみな一戦となる。 3月1日 =住之江競艇中継 ピットリポーター 藤森弘香=

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