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人間の体内細胞は、弱アルカリ性に保たれているそうです。
ヒトの血液のpHが、7.4の弱アルカリ性。 (ph計測のメモリは0~17まであり、6までが酸性、中性が7、アルカリ性が8~らしいです) 「体内の酸化」が「体が錆びること」=「老化」「生活習慣病」につながる、というのは、 体内に、活性酸素が増えてしまう、ということ。 なぜ、活性酸素が増殖するか、その原因は、いろいろあるらしく、、、 夜更かし、喫煙、飲酒、ストレス、添加物たっぷりの加工品や菓子、 紫外線を浴びても活性酸素が増えるそうです。 この悪者の活性酸素、「酸化」を、攻撃してくれるのが、「抗酸化物質」。 その名の通り、酸化を防ぐ事ができる栄養素です。 抗酸化物質の話になると、ファイトケミカルの話になったりするのですが、 ファイトケミカルについては、別途、記事にしたいので、今は置いといて。。。 健康やアンチエイジングにおいて、体内を酸性に傾ける食事をするよりも、 アルカリ性に保ってくれる食品を食べるほうがいいな、と思い、 そこで、ふと疑問に思ったのが、 「すっぱい果物はきっと、酸性なのに、なぜ、果物はいいとされてるのか?」 と思い調べてみました。 単に、野菜や果物そのものの汁などを計測して、「酸性」「アルカリ性」、 というのと、「アルカリ性食品」「酸性食品」というのは別だそうです。 体内に摂取して、アルカリ性に傾く食べ物を「アルカリ性食品」、 体内に摂取して、体内を酸性に傾かせる食べ物を「酸性食品」、というそうです。 ですが、コレ、よく調べてみると、どうも古い概念のようで、 「酸性食品」「アルカリ性食品」という概念自体は医学的には すでに否定されているそう。 どういうこと? というのは、 人間の血液は、食品摂取によってアルカリ性や酸性に変動することはないから、だそう。 食べ物が酸性・アルカリ性にかかわらず、 血液は弱アルカリ性に保たれている、から、そういう、分別自体がナンセンス、 ということらしいです。 では、どうやって、人間の体内は、弱アルカリ性を保っているのでしょうか? 医学的な側面の話になると、すごく難しいようですが、簡単にいうと、 どうやら、尿で排出することによって、調整しているようです。 体に残った酸性、アルカリ性の成分は腎臓で濾されて排出されます。 血中カルシウム濃度をコントロールして弱アルカリをキープするらしく、 体内からミネラルを補充したり、尿に余分なミネラルを排出することで 血液や体内のpHが保たれているので、骨や尿は摂取する食品の影響を受けるそうです。 血液のphは保たれていても、 酸性食品を多く食べていると、尿は酸性に傾くらしいです。 ん? ようは、骨のカルシウムや体内のミネラルを使って、弱アルカリ性を保ってる。 そして、余分な酸性は尿で排出、ということのようですね。 食べ物の酸性・アルカリ性にかかわらず、血液のphは一定といわれても、 せっかく体内にあるミネラルが失われることで、保ってるなら、 やっぱり、酸性食品やイヤだな~~。。。 ご自身で、食べ物によって、尿のph値を測定された記事がありました。 詳しく知りたいかたはコチラ 野菜中心の食生活なのに、尿のph5.5なのにショックを受けられて、 45日かけてph7.0にされるという内容です。 また、酸性食品、アルカリ性食品の表なども簡単に記載されています。 ちなみに、先日の私の健康診断の結果、尿のph値は5.0・・・ 気になったので、さかのぼって調べてみましたが、 4年前からずっと、値はかわらず、ph5.0でした。 途中、肉食ダイエットをしていたこともあるのですが、 そのころと、菜食中心の今と、数値は変わらず。。。 不甲斐ない現状にちょっと、ショック。 それはさておき、当初の疑問、すっぱい=酸性、でも、アルカリ性食品である、ということ、 野菜類と果物類は、アルカリ性食品に該当するので、いいとされているのしょうね。 ちなみに、私が見た、アルカリ性食品と酸性食品の表によると、 卵白や牛乳はアルカリ性食品、 卵黄やチーズ、バターは酸性食品、となっていて、 どうもややこしいようです。 玄米も、酸性食品にはいっていて、私は今、玄米が主食なので そこはちょっと考えさせられますね、玄米の良し悪しについては本当に賛否両論なので。 おおまかに 野菜と果物、きのこ、海草、といった食べ物はアルカリ性食品、 肉類・魚介類は、酸性食品、という認識を持っておくと良いかもしれませんね。 その上で、お肉やお魚を食べたら、より多くの野菜を取るように心がける、 ということで、バランスが保たれるのではないでしょうか? ↑ランキングに参加しています。 「へぇ~」「ほ~」と思われたら、ぽちっとお願いします~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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