2015/12/07(月)10:14
人参でビタミンCは壊れない?人参ジュースは糖質が高いからダメ?
低速ジューサーを使うようになって、
前にも調べたことがあるのですが、にんじんについて再度調べてみました。
にんじんに含まれるアスコルビナーゼがビタミンCを壊してしまう、
という話をよく聞きますが、
いや、そうでもないんだよ、という説もあったりします。
「ビタミンCにまつわる定説、鵜呑みにしていませんか? 」
という記事や
野菜・果物に関するQ&A
のような記事を拝見すると、
人参はビタミンCを変化させるけども、
変化したビタミンCでも体内で有効、ということらしいです。
でも、よく見かけるのは
人参はビタミンCを壊すので、
柑橘系や酢を一緒に摂取して、ビタミンCを破壊する酵素を弱めましょう、
という説なので、、、
はて?どっちが正しいのでしょうか??
これは、研究結果としてどこかで答えが出てそうなものですよね。
いろんな情報はネットから得られますが、
最新情報ってどうなんでしょう??
もしご存知の方がいらしたら教えていただきたいです。
それから、
よく知られるゲルソン療法からニンジンジュースは有名ですが、
70年以上の実績・根拠があって、ここまで広がっているのだと思います。
でも、ジュースは不溶性繊維を含まないし、
人参は糖質が多くダイレクトに血糖値に影響するからよくない、
ということも言われるのを聞きます。
これも、どうなのでしょう?
体質によって、合う、合わない、ということになると思いますが、
個人的にはきっと、人参はいいんだと思います
アメリカ国立癌研究所によるがん予防に有効性がある食品を
「デザイナーズフーズ」として発表されていましたが、
にんにく
キャベツ、
甘草(リコリス )、
大豆、
ショウガ、
セリ科の植物(ニンジン、セロリ、パースニップ )
が上位になっています。
(にんにくが一番いい、とかこの中での順位はないそうです)
そのなかに、人参は、入っているのですよね。
糖質云々ではなく、「人参はガンに有効性がある」ということ。
だから、きっと、人参ジュースがガンに効くということなのでしょうね。
果糖(フルクトース)のGI値は19、
ブドウ糖の100に比べて低いから、血糖値は急激にあがらないはずなのですが、
やはり、大量のジュースを摂取すると
人によっては、低血糖症を招いたりすることもあるそうです。
ゲルソン療法・玄米菜食をストイックに実行された
おひとりの体験としてとても興味深いので、
新里さんのブログをリンクさせてもらいます↓
【私の実体験】ゲルソン療法、玄米菜食を厳格に実行したら、こうなった
いろんなケースで
「良い」「悪い」で区分できないこともあると思いますし、
人によって、合う合わないもあると思います。
先日、TVで漢方の話を聞いていたのですが、
効き目がある、ないは、
その人の腸内細菌等によっても左右する、とおっしゃっていました。
面白いですよね。
こうなってくると、ほんっと千差万別。
でも、人参のビタミンC破壊説や
ほうれん草のシュウ酸摂取についても、加熱がよいか、生が良いか、
このあたりの答えはどこかにありそうだなーって思っています。
もちろん、栄養学はどんどん進化して
変更していくことも多々あると思うので、
個人的には、あまり気にせず、
食べたい時に、食べたいように摂取していますが、
より効率的な食べ方があったら取り入れたいですよね。
ということで、ちょっとした人参についてのお話でした。
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