心に吹く風

プロ野球日本シリーズが始まりました 友人の旦那様は阪神の熱烈なファンであり 仕事に行くと偽って球場に行ってしまうほどの野球好きらしい そんな友人を 悩ませる季節になり昨夜も家族を放置してひとり幕張へ 向かってしまったと友人はこぼしていた。 数人の奥さんたちの前でこぼすものだから みな興味深くきき、（嫌だなあこんな集団）彼女を慰めたり（本当か？） ご主人を懲らしめる方法を言ったり（勝手だなあ）と盛り上がっている そのときある人が 「あなたは贅沢なのよ、よそに女を作っているわけでもないんだし お金を使い込んでるわけじゃないし・・・・」一瞬誰もが口を閉じてしまった。 その理由は、もしかしたら それぞれの家庭の問題を言い当ててしまったというわけではないだろうが 薄暮せまる空の下、ちょっと冷たい空気が心に流れ込んだのを感じた。