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2004年12月20日
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カテゴリ:育児
 日曜日に子どもが通っている英語教室のクリスマス会がありました。親の付き添いも可なので私も子どもたちについて行きました。
 クリスマス会では、進行も全て英語です。うーん。英語の響きってなつかしいと思いながら聞いていました。子どもが分からないところは日本語に通訳しますが、だいたい身振りで分かっていました。いつもこんな感じでレッスンは進んでいるんだろうなあ。
 クリスマスソングを歌ったり、いろいろなゲームをしたりと楽しみました。

 活動の中でクリスマスカード作りがあったのですが、私は近くに座っていた親子が気になりました。子どもは5~6歳くらいで(教室が違うので知らない子だったのです)娘よりも年上と見られる子でした。カードには予め絵が描かれていて、点線にそって切ることから始まります。線といっても直線の部分だけでなく、細かい曲線などもあり少し難しいものです。その子は一生懸命切っていますが、上手には切れません。すると、その子のお母さんが「もう、貸してみなさい」と言って自分で切り始めました。その子はやることがなくて退屈そうにお絵かきをしていました。切った後、そのお母さんは「ほらね。できたでしょ」と言って手渡しました。その子は何も言わずに受け取っていました。
 
 上手に切ることができないのを見ていられないという気持ちは何となく分かります。でも、そこで手を出したらその子はいつまでもできないままだと思います。それだけでなく、劣等感まで抱いてしまうかもしれません。学校でも低学年は特に私たち教師がやった方が早くできることがはたくさんあります。でも、それでは、学年が上がってもいつまでも出来ない子になってしまう。だから、時間がかかっても大変でもやらせて見守ります。家庭でも同じ事かなと思います。忍耐が必要ですが・・。
 
 娘も切り方が上手ではありませんが、できたカードを自分で作ったということがとても嬉しかったようです。下手でも何かをやり遂げるということは自信に繋がります。そうやって少しずつ自信をしけさせていってあげたいと思います。





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最終更新日  2004年12月20日 20時43分58秒
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