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2005年10月07日
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カテゴリ:育児
 息子の友達で家に時々遊びにくるU子ちゃんという子がいます。彼女は面倒見がよく、娘とも楽しく遊んでくれるしやさしいところのある子です。でも、反面ウソをつく場面が多々あることを心配しています。

 家はU子ちゃんの帰り道の途中にあるのですが、初めのうちは家に帰らずそのまま家で遊ぼうとすることが何回かありました。「一度帰らないと、お家の人が心配するから帰りなさい。」と言うと、「お母さんは仕事で家にいないから帰りに寄って遊んでいいって言った。」と言います。家に電話をかけてみると「そんなことは言っていない」という返事でした。他の日には「今日はスイミングに行くから遊べない」と息子が言うと、「でも、お母さんが一度スイミングを見に一緒に行きなさいと言ってたから。」とU子ちゃん。問い合わせてみるとそれもウソだということが判明。ある時は、お菓子を同じ数ずつ分けた後、しばらくしてまだお菓子の残りのある息子に「お菓子ちょうだい。だって、私の分は〇ちゃん(娘)にあげたから。」と小声で話す声が聞こえてきました。でも娘はずっと私の隣と遊んでいたはず。お菓子をあげに来た事実はありません。そんな感じで細かいことがいろいろとあります。変だなと思ったときに深く聞いていくとどんどんつじつまが合わなくなって「本当はそうじゃないと思うけど・・?」と聞くと「でも・・。う~ん。」としどろもどろです。

 そして、今日はちょっと聞き捨てならないことに。
 外で遊んでいた息子とU子ちゃん。二人で帰ってくるなり、息子が「お母さん、お金をもって行ってもいい?」と聞いてきました。「それはだめ。子どもだけでお金を持っていって買い物は1年生のうちはまだやめて。」と言いました。いつかは子どもたちだけでお菓子を買いにいったりすることもあると思いますが、今、軽く許すとずるずると繰り返す恐れもあるし、他の保護者の方々と話し合ってから決めたいという思いがあったからです。息子たちは「はーい」としぶしぶ言って遊んでいました。しばらくしてU子ちゃんのささやき声が。耳をすましてみると(といってもそれほど小さな声ではなかったのだけど)「あのさ、お母さんには内緒で500円、もってきたら?それで外で遊ぶふりをしてジュース買いに行こうよ。」
 いつもは、「ウソはだめだよ」ということをたしなめ、話をするのですが、今日はそれを聞いた途端に(今思えば息子の反応を伺えばよかったと思いますが)厳しく言いました。「U子ちゃん、今、おばさんの耳にはよーく聞こえたよ!人を騙すようなことをしてはダメ!」などと言い、「オオカミ少年」の話をして「ウソをついたり騙したりしていると、本当に大事なときに誰も信用しなくなるし、助けてくれなくなるよ」というようなことを伝えました。U子ちゃんは、その後私の機嫌を取るかのようについて回り、いろいろと話しかけてきました。

 小学校で勤めていたときもウソを言ってしまう子が何人かいました。たまたまウソをついてしまうというのではなく、日常的に言ってしまうのです。その子達は頭では悪いことだと分かっているのでしょうが、半分癖のようになってしまっていました。そういう場合の対応は難しいものです。とにかく、いつもどうしてウソはいけないのかなど話して聞かせます。先生にはウソは分かってしまうということ、本当のことを安心していえるような雰囲気を心がけます。そうしていって、教師に対するウソが少なくなってきたとしても友達に対するウソはなかなか減りません。中学年くらいになるとウソをつく子から友達が離れていきます。その友達をつなぎとめようとまたウソをつくので悪循環になってしまいます。
 そういう子にはウソをつかざるを得ない心理があるのだと思います。ウソをつくことで人の気を引こうとする、現実の世界から逃れるために空想の世界を話してしまう、あるいは本当のことを言うとひどく怒られたりする家庭環境がある等さまざまな要因があると思います。だから、これは学校と保護者とが連携していかなくてはならない問題です。でも、それがまた難しい問題でもあり・・。

 U子ちゃんに語るときは息子も隣で聞いています。だから息子にも語っている言葉。息子のこともよく見守り続けなければ・・と思います。





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最終更新日  2005年10月08日 21時37分22秒
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