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満天の星

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Jan 9, 2005
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カテゴリ:恋歌1
花と花
うす紫と
紅と
うなつきあふは
何のこころぞ 
     「幻の華 ・春より秋へ」

薄紫に匂う花、紅に咲き誇る花

対象的な二つの花が、

今ここによりそっている

これは、神も御心なのか?

それとも単なるの偶然なのか?

誰にもわからない・・・

けれど二人は出会ってしまったのです・・・


今夜、やっとの思いで大阪より、戻ってきた。
今回は、雪を警戒して、新幹線利用というルートである。
ローカル線を何度も乗り換えて、やっと大阪梅田、
あこがれのヒルトン大阪・33階へ・・・

窓からリッッカールトンや、昔有名だった丸ビルを
眼下にするすばらしい夜景が広がる。
奥山に住まう私には、驚きの世界だ。


今夜、車で帰りついた、我が家の庭の真上には

ひときわ輝く満天の星が広がっていた。


いつも、都会から戻るたびに、星の輝きが、強烈に
感じ取れる。
二つの世界を行き来してるからこそ
それぞれの魅力を満喫できるのだろう。

春より引越しをする、マンションがスムーズに
決まった。
他に調べる気にならないほど、
立地といい、内装といい、間取りといい、完璧なに近い
お部屋とめぐりあえた。

あとはインテリアの手配をお願いしないといけない。

田舎の荷物は、ほとんど持っていけない。
雰囲気に全くあわないもの・・・
収納もたっぷりあるので、箪笥なども置いていくことに
なる。

上記の白蓮の歌は、彼女の「幻の華」の中で見つけたもの・・・
おぼろげに覚えていて、なんとかもう一度読んでみたい
と願っていた一首。
新年早々出会えたことは、無上の喜びである。

この本は、ネットで探すと、竹久夢二の装丁ということで、
初版本は、結構高値が付いている。

半ば、あきらめていたけれど
不思議な流れで、私の元に届いた。

すみれの宝ものとなる、大切な歌集だ。

激しい恋の歌がたくさん・・・
胸に迫る歌ばかり

大正8年の発行。世にいう「白蓮事件」という大スキャンダルはその2年後である。


















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最終更新日  Jan 10, 2005 11:54:31 AM
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