漢字のでき方
小学生のための「漢字をおぼえる辞典」がおもしろい。 監修 尾上兼英 編集 川嶋 優小学生になったら 漢字を習うのですが、一字一字がそれぞれ意味をもっていて さらに漢字の成り立ちがわかれば 更に面白い。古代中国に発祥をもつ文字。唐の時代には 漢詩が一文化をなし飛鳥の時代の日本ではそれに対抗すべく 和歌が万葉集として編纂されている。漢字を読み取っていくことで 歴史の流れの中に身をおく事ができそうな気がします。 小学生の頃に戻って この辞典から 漢字の面白さを 味わおうと思います。 漢字のでき方には 四とおりあります。特別な使われ方を含めると 六とおりあります。 象形文字:ものの形を簡単な絵にかき表し、それを文字にしたもの。 指示文字:絵にかき表せないことばを 点や線で示した字。 会意文字:今までできあがっている字を組み合わせて 新しい 意味を表すようにした字。 形声文字:意味を表す字と読み方を示す字とを組み合わせて、 新しい意味を表すようにした字。 特別な文字 転注文字:字が表している意味が変わって他の事柄 を表すようになった字。 仮借文字:字を表している意味に関係なく 他の事柄をさしている 字。まずは一年生で習う漢字から。 一 :一本の線で「ひとつ」を示しています。 「はじめ、少し、同じ」という意味ももっています。 一群:ひとつの群れ 一着:一番に着く 一過:ひととおり過ぎる 万一:万に一つ 参考:特別に以下のように読む事が許されてます。 一日 ついたち 一人 ひとり